至福の履き心地【New Balanceの良さを徹底解説】女性人気も急上昇!? 旬のおすすめモデルや特徴を総まとめ

至福の履き心地【New Balanceの良さを徹底解説】女性人気も急上昇!? 旬のおすすめモデルや特徴を総まとめ via KITH

履き心地や品質の良さに定評があり、100年以上愛され続けている人気のシューズブランド「New Balance (ニューバランス)」。

矯正靴を開発していたというバックグラウンドを持ち、足あたりや機能性の良さかからデザイン性の良さまでファンからの評価は高く、女性にも注目していただきたいポイントはたくさんあります。

そんなニューバランススニーカーの優れた特徴やその良さを、おすすめモデルと合わせて徹底解説いたします。

INDEX

New Balanceについて

家族経営の会社からその歴史をスタートさせ、今やシューズ産業界のトップクラスに成長したボストンを本拠地とするシューズブランド「New Balance (ニューバランス)」。

ブランドを象徴する「N」ロゴの施された、クラシックでモダンなデザインと、様々な足にフィットする履き心地の良さに定評のある世界的トップクラスのシューズブランドをご紹介します。

ブランドのはじまり

New Balanceは、1906年にアーチサポートインソールや矯正靴の製造メーカーとして創業。

偏平足の人の土踏まずのアーチ状の形を補助、矯正し、歩くときの足への負担を減らすという技術を反映した商品を販売していました。

履く人それぞれにぴったりのオーダーメイドのランニングシューズの作製を始め、当時カスタム可能のランニングシューズは画期的で世界初の試みであり、それ以降は着心地の良さを追求したNew Balanceのシューズは絶大なる支持を集めることになるのです。

ブランドの成長

1906年に始まってから66年後の1972年、6名の従業員、日産36足という生産規模であったNew Balance社を、ジェームス・S・デービス(現New Balance Athletics Inc.取締役会長)が買い取ったことで、New Balanceの経営方針は一転。

グローバル戦略を積極的に取り入れ、スポーツブランドへシフトチェンジし、飛躍的な成長を遂げました。

理想のランニングシューズを実現するために、自ら走ることで開発に従事し、独創的なシューズコンセプト「インステップレーシング」を確立。

70年代の後半には、それを具現化したシューズを発表し、ランナーから絶大な支持を獲得することができたのです。

それまでのアメリカのスポーツウェアには、カラフルなものや細かいデザインのものが多く発売された中で、New Balanceの商品は当時異質的な存在であり、

あらゆるスタイリングやシーンに馴染むベーシックな雰囲気の中にも繊細なデザイン、シンプルな中にもスタイリッシュなデザインというスタイルが新鮮で人気を呼びました。

以降、伝統を継承しながらも、最新の流行やモダンなデザインも取り入れ、よりよいシューズづくり追求するニューバランス。

その機能性を優先したシューズは年代問わず様々な人々を魅了し続けています。

ブランド名の由来

New Balanceのブランド名の由来は、まさに「履いた人に“新しい感覚 (new balance)”をもたらすこと」。

名作「M1300」を実際に履いたRalph Lauren(ラルフ・ローレン)が「雲の上を歩いているようだ」と絶賛し、注目を集めたことでも知られています。

ブランド名の通り、New Balanceのシューズによって体験できる「新しい感覚」は様々な人々を魅了しています。

 

ブランドの象徴「N」ロゴ

New Balanceのスニーカーの象徴ともいえる、サイド部分にデザインされた「N」のロゴマーク。

New Balanceの象徴的なロゴマークですが、スニーカーモデルによってロゴマーク「N」の大きさが異なります。

サイドのNロゴは、「320」でブランド史上初めて搭載され、それ以降New Balanceのプロダクトを象徴するディテールのひとつになっています。

大きく分けては、小さめのNロゴと大きめのNロゴの2種類あり、現在も人気の高い数々のモデルのうち、どのモデルがどっちの大きさなのかをご説明します。

 

大きめのNロゴ:

大きめの「Nロゴ」が印象的なモデルとしては、1985年に発売され、ラルフ・ローレンが絶賛した「M1300」も代表的なモデルです。

このM1300はこれまでに幾度も復刻されたモデルで、現在でも伝説的なスニーカーとして知られています。

近年では「237」や「327」など、新たなモデルにも大きめのNロゴが採用され、大胆に存在感を放つ大きなNロゴがモダンな印象を演出してくれるとトレンドとしても人気を集めています。

大きめのNロゴが採用されている他のモデル:

・574
・576
・990
・996
・1400
・327
・237 など

 

小さめのNロゴ:

New Balance M1500 N logo image ニューバランス N ロゴ 小さめ

via BUYMA

小さな「Nロゴ」が初めて採用されたのは、1989年に発売されたM1500と言われています。

M1500モデルもブランドの中で最上級・最高級の商品などを指す「フラッグシップモデル」として知られています。

小さくなったロゴマークは当時ファンの間で賛否両論があったものの、さりげないデザインがスタイリッシュという人も多く、現在もファンから人気を集めています。

小さめのNロゴが採用されている他のモデル:

・991
・992
・993
・997
・1600
・1700 など

New Balance スニーカーの良さ

「New Balanceのスニーカーの良さ」と言われても、どう良いのかを具体的に知りたいところ。

実際の声として、あるプロのダンサーは8時間ほど予定されているリハーサルがある日は、New Balanceのスニーカーを愛用しているとか。

また、SNKRGIRL編集長はじめ編集スタッフもNew Balanceの履き心地の良さから、つい毎日履いてしまう安心と信頼の履き心地と絶賛しています。

良さ① 疲れない!極上の履き心地

ニューバランスの優れた点は、何と言っても他のブランドの追従を許さない極上の履き心地

実際に履いた人のレビューでは、「履いていないような軽さ」「雲の上を歩いているような感じ」という口コミも多く、元々矯正靴としてブランドをスタートさせたNew Balanceならではの履き心地の良さは絶大なる信頼を集めています。

そんな履きやすさ・歩きやすさの秘密は、ソール部分へのこだわりによって生み出されているそうです。

ソールの構造は、上から足裏に直接触れるインソール、衝撃を吸収する真ん中のクッション部分のミッドソール、地面に接するアウトソールの三重の作り。

ニューバランスのミッドソールは、モデルごとに独自のシステムを取り入れており、これが他のメーカーでは真似できないふわりとした履き心地を実現させています。

代表的なソール素材は5種類あり、

・C-CAP(シーキャップ)
・ABZORB(アブゾーブ)
・ACTEVA(アクティバ)
・REVLITE(レブライト)
・Fresh Foam(フレッシュフォーム)

といった、軽量でクッション性に富む、用途にあったシューズそれぞれに対応できる素材が開発されています。

例えば、EVA素材で作られたC-キャップは、軽くクッション性に富み、加水分解しにくいといった耐久性に優れたモデルです。

 

また、衝撃吸収性と反発弾性を併せもつアブゾーブ、重心移動がスムーズにできるフレッシュフォームなど、技術とハイテク素材を惜しみなく使った数々のミッドソールは、ランナーやアスリートさえも虜にするニューバランスの真骨頂といえます。

良さ② 上質な縫製と確かな素材作り

ニューバランスの人気と信頼度が高い理由の一つに、縫製クオリティーの高さがあります。特に名作と言われる「1300」は、最高峰と名高いモデルです。

1985年に、EN-キャップを使ったはじめてのランニングシューズとして、ニューバランスと月星化成(現ムーンスター)の共同開発で生まれました。

EN-キャップとは、衝撃吸収性のあるEVA素材をポリウレタンで包んだ技術で、これによりクッション性に長けた足の負担を軽くするシューズが誕生したのです。

1300番は日本の企画で5年ごとに復刻され、2020年は待望の「M1300JPJ」が発売されました。

初の日本製である「M1300JPJ」は、ニューバランスとグローバル・ パートナーシップを結ぶ日本の工房「ミムラボ」が製造。国産のフルヌバック素材を使ったスペシャルモデルとして、多くのファンがその登場に歓喜しました。

アメリカ製では通常、吊り込み作業は機械で行われますが、それをフルハンドメイドにすることでより足にフィットしやすくなり、上品で洗練されたデザインに仕上がっています。

この様に、縫製や製造クオリティーは他の型番にも同様にみられ、New Balanceの良さを語る上では欠かせないポイントといえます。

良さ③ コーディネートしやすいデザイン性

ニューバランスのスニーカーは、海外セレブやミュージシャンにもファッションアイコンとして愛され、スタイリングを考える上でも人気は高いです。

商品ジャンルは主に、ランニング用・アウトドア用・ファッション用の3つにカテゴライズされ、型番によってそれぞれ特徴があります。

例えばデザイン性の高いオンロードモデルの900番台は、アスファルトになじむグレーを基調にしたシックなデザインが人気で、ダッドスニーカーブームの中でも、かなり人気の高いスニーカーです。

2000番台はメタリックな色合いや重厚なアッパーが現代的で、スポーティなファッションに合わせやすいモデルとして人気です。

また、574は、その少し丸みのあるキュートなフォルムやカラー展開の多さなどから、年齢を問わず広く使われているベーシックスニーカーとして多くの人に愛用されています。

女性にオススメの人気モデル

NEw-Balance-new models via SneakerJaggers

ニューバランスでも特に人気の高い、レディースファッションにオススメの履きやすいモデルを6つピックアップしました。

コンサバからフェミニン、ストリートや古着系まで、さまざまなファッションに合わせやすいモデルがたくさんありますので、ぜひ参考にしてください。

574

574は初代モデル500番台のアイコン的な存在。

舗装されていない道でも走れるように、凹凸の深いアウトソールが使われています。

そのため雨の日や砂利道といった悪路でも滑りません。

価格もニューバランスの中ではリーズナブルです。

ごつい感じのデザインなので、シンプルなカジュアルファッションと好相性です。

996

クッション性に優れたC-キャップを搭載する、機能性とファッション性を兼ね備えた一品です。

グレーをメイン色とする900番台はモード系ファッションにぴったり。

厚みのないスタイリッシュな佇まいは、年齢性別を問わずに愛好者の多いモデルです。

327

1970年代のレトロ・ランニングシューズを現代的にアレンジした327は、がっしりしたソールが特徴的です。

オーバーサイズのNロゴやアウトソールの巻き上げ、白地にブルーのさわやかなインナーソールなど随所に心憎いディテールが凝らされています。

360度どこから見ても印象に残るモデルで、ガーリッシュなパンツスタイスからベーシックなカジュアルスタイルまで幅広いファッションにマッチします。

550

競技用バスケットボールシューズとして80年代に誕生した550は、どこか懐かしいレトロなデザインが人気のモデル。

立体的なNロゴと、ヴィンテージ感のあるソールが相まって、レトロな雰囲気を高めています。

プレミアムレザーとスウェード素材が組み合わされたアッパーと、クッション性に優れたソールで、履き心地も抜群です。

5740

574の後継モデルである「5740」は、ニューバランスのヘリテージカラーであるネイビー、バーガンディー、ブラックに、ホワイトのソールがまばゆく映えるシルエット。

遊び心あふれるウェーブ調のアッパーが現代的ですが、どこかクラシカルな気品もあるデザインです。

2002R

足の着時の衝撃をほぼ100%吸収し、その反発を足に還元するクッション素材アブゾーブと、衝撃吸収性とエナジーリターンをもたらす弾性素材エナジーを搭載した、最新技術のハイモデルです。

快適性にこだわっていますが、アジア製であるため価格が抑えられている点もセールスポイント。

1906R

“ニューバランスの最高峰ランニングシューズ”とも言われた「1906」をベースに、アジア製で復活させたことで、最新テクノロジーを搭載しつつも手に届きやすい価格帯に抑えた「1906R」。

1906が発売された2000年代当時のレトロでハイテク感溢れるデザインを受け継ぎつつ、抜群の機能性を兼ね備えた「1906R」は、デイリーコーデにもおすすめです。

300

CRT300は、クッション性・軽量性・耐久性を誇るレブライトXソールを採用したCT300の復刻版です。

すっきりしたシンプルなデザインは、フェミニンからクールまでどのようなスタイルにも合う万能型。

履いている人が少ないので、他人と同じモデルを履きたくない人にもオススメです。

New Balanceスニーカーの良さは「極上の履き心地」とスタイリッシュな「デザイン性」

ブランド発足当時「矯正靴を作っていた」というバックグラウンドを知るだけでも、スニーカーを履いた時の足への負担の心配が和らぐ人は多く、その機能性に対する信頼度はNew Balance の魅力の一つ。

「スニーカー・リテラシー」(SNKRGIRL編集部が勝手に呼んでいるワードですが) が上がってきている今、スニーカーの履きやすさや品質への拘りを持つ女性は増えています。

また、スニーカーを履いたお洒落をするときに、スタイリッシュに足元を演出できるデザイン性の良さも、New Balanceの魅力です。

そんな確かな クオリティーをあらゆる側面で兼ね備えているNew Balanceはマストハブスニーカー。

まだ持っていない人や、新しいモデルを履いてみたい人は是非参考にしてみてください。

SNKRGIRL編集部
SNKRGIRL編集部
神戸・東京・ニューヨークのメンバーと共にグローバルに活動するメディアチーム。

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