ジューンティーンスとは、黒人が奴隷解放された事を祝う特別な日です。
最初にお祝いされたのは、最後まで奴隷を解放しなかったテキサス州でした。
1979年に初めて祝日としてお祝いされてからは、次第に他の州でも祝日として祝われるようになったのです。
2021年6月17日、第46代大統領バイデン大統領によって、ジューンティーンスは連邦祝日として制定される事になりました。
連邦祝日というのは、米国政府が祝日として定めた休日で、この日は政府組織で働く人々も仕事を休んでお祝いします。
連邦祝日というのは、簡単に認められるものではありません。
バイデン大統領は、ハリス副大統領立ち会いの元署名にサインをしました。
国民全体に関わりのあるナショナルホリデーにすることで、自国の負の歴史についてもう一度立ち止まって考える機会にしたいという願いも込められていたのです。
ジューンティーンスとは、第16代大統領リンカーンが奴隷解放を宣言してから、実に159年という長い月日経てから決まった特別な日なのです。