足のサイズが小さい女性が、結果的に履かないといけなくなる靴の中に「キッズサイズ」規格のものがあります。ただ、この「キッズサイズ」を履かないといけないという事実を受け入れるのも抵抗を感じる女性も多く、後ろめたさや悔しさを感じながら泣く泣く履いている... (泣)という女性は少なくはありません。
そんな女性にSNKRGIRL編集部がお伝えしたいのは、
世界の女性スニーカーカルチャーでは
「キッズザイズ」規格が
長年愛されてきたということ。
じつは男性を中心に発展してきたスニーカーカルチャーにおいて、特にジョーダンスニーカーを履きたい女性たちが長年履いてきたのが、ナイキとジョーダンブランドのユースサイズ規格「GS(Grade School)」というモデル。
アメリカの教育制度で小学校から高校までを指すGrade Schoolに通う子どもたちを想定して作られた、サイズ展開は3.5Y(22.5cm)〜7Y(25cm)のものになります。
また、ナイキには、幼稚園児を意味するPS(Pre-School)モデルもあり、こちらは10.5C(16.5cm)~3Y(22cm)で展開しています。
2018年頃まで、ジョーダンブランドが「ウィメンズ」という規格を新たに設けて、女性向けにジョーダンスニーカーを展開するまで、女性はこの「GS」というキッズサイズのものを履くことを余儀なくされてきました。
そこで、世界の女性スニーカーヘッズやコレクターの間ではこの「GS」というサイズで履くことが定着しています。