James Jebbia(ジェームス・ジェビア)は、シュプリーム設立前はUnion NYCというセレクトショップを経営していました。
そこにStussy(ステューシー)設立者のShawn Stussy(ショーン・ステューシー)が遊びに来るようになり、後に二人でNYにStussyのショップを開くことになります。
当時、巷に増え始めたスケートショップのやり方に疑問を抱くようになっていたはJebbiaは、「スケートシーンはとても外部から独立しているし、排他的なところが魅力的だと思っていた」と、スケーターだけのための真のスケートショップをと考えるようになります。
ラフすぎず綺麗すぎす、その中間に位置するようなもの。
Supreme (シュプリーム)へのビジョンを膨らませます。
そうした試行錯誤の結果、ショップSupreme (シュプリーム)をオープンさせました。
内装も自身で手がけ、地元のスケーターが気軽に入れるような広々とした店内には、組み立てたスケートボードを店内で試し乗り出来るような空スペースも設けていました。
オープン当初のSupremeは、初代スタッフにスケーターのGIOVANNI ESTEVES(ジオ)の友達などもいて、地元のスケーターのたまり場となっていました。
KNOW WAVE/aNYthingの設立者であるAARON BONDAROFF(エーロン・ボンダロウフ)も、初期のスタッフとして働いていたようです。
ZOO YORK、SSUR、THRASHER、SPITFIRE、VANS、e’s、DC SHOES、ATM、GIRL & CHOCOLATEなどのスケーターブランドを取り扱うセレクトショップで、James Jebbia(ジェームス・ジェビア)がデザインしたSupremeオリジナルのTシャツも数点販売されていました。
オリジナルデザインのTシャツが人気を博したことで、James Jebbia(ジェームス・ジェビア)がデザインしたTシャツ以外のオリジナルアイテムも徐々に増えていきました。
James Jebbiaは、
「シンプルでクリーンなもの、当時の人が思いもしないような服を作っていた。僕は服を作るときは、自分が”着たい”と思うものしか作らない。」---- James Jebbia(ジェームス・ジェビア)
と語っています。
スケートボードショップにありがちな暗くてゴチャゴチャした内装ではなく、高級ブティックをイメージした高い天井と真っ白な壁の内装で、スケーターのためのショップとして、スケートボード・カルチャーの中でも支持されるようになるのです。