家族と他人を見分けることができるようになってきて人見知りが始まる頃の赤ちゃんは、とても感情が豊かです。そんな赤ちゃんのように、蟹座さんたちはとにかく感情の大海原に身を投じたまま生きているような激情型でものすごく愛情深い人たちです。
人の感情がわかるからこそ、人の心も動かせるし、人気を得やすい人達でもあります。
蟹座の原動力は「感情」なので、理論・理屈・正論はほぼ無視。。。といっても過言ではないほど。
自分の気持ちに嘘をつけず、感情に嘘をつくと病気になってしまうほどで、共感し合いたい、共同体でいたい、同じものを感じたい!という欲求がとても強い繊細な人たちなのです。
言葉ではなくとも、目の前の人の気持ちが分かる能力を持っています。
蟹座は自己防衛がシビア?!
判断の基準はまず、自己防衛からくる 敵か味方か?安全か安全ではないか?という両極端な判断をするのが特徴。
とても傷つきやすく、心を侵食されやすいので、自分の内側に入れる安心・安全な人だけを厳選するため、人見知りが多いのも自己防衛の為です。
仲良くなってからでも途中で、自分の敵と判断した人とは、何の予兆もなく、突然連絡先をブロックしたり、自分を守るためにいきなり蟹のハサミで関係をブツっと切ることもしばしば...。
蟹座は家族のためなら命懸け=排他的な一面も?!
蟹座と他者との関係性は、人の気持ちをくみ取り、自分の感情を相手に伝え、そこに、自分と他者だけの世界を作り出すところ。
それを守るための力が、外界への敵意へと反転するのですが、敵意というよりは「恐怖」という感情にも近いくらい。
蟹座にとって、感情によって一体となった「守るべきもの」を抱えているがゆえに、それを傷つけるかもしれない外界が怖ろしいのかもしれません。
蟹座は数少ない大切な人達を守るためには命懸けなので、自分たちの敵は徹底的に排除する、排他的な思考も強く持っていることも。
その為、特別扱いこそが愛情だ!と、排他こそ愛!と思っているところもあるのではないかと感じてしまうほど。
血の繋がりを大事にしますが、血縁じゃなくても家族同様の仲間や友人や身近な大切な人は、鉄壁の防御で命懸けで守り抜こうとします。
それゆえ非常に警戒的になります。攻撃的になることすらあります。
まさにそのエネルギーは、蟹座の自分と大切な人たちを守るために働く身内意識が強い性質の表れだったりするのです(蟹座がイジワルという意味ではありません)。