魚座の特徴3ポイント
- あの世とこの世、相手と自分の狭間を生きているアーティスト
- 弱い存在は放って置けないけど責任は負わないマザーテレサ
- 境界線がなく全てに同化し溶け込む無秩序
「自我」を放棄し、ワンネスに溶け込む。
人間としての役割を全てやり尽くし、次の人間に生まれ変わるための準備段階。
形あるものは全て溶かしてエネルギーだけの世界で生きているので
何にでもなれるし、現実と夢の両世界で生きている。
イメージ、アート感覚、深い集合的無意識との結びつきを大事にします。
あの世とこの世、相手と自分の狭間を生きているアーティスト
基本的に彼らは非現実に軸足を置き気味で、ちょっと地面から浮いているような感覚で 現世を生きている人たち。水瓶座のように型に嵌められない人どころか、そもそも型の概念がないので何にも嵌まらないし染まらない人。
無意識に、直感・インスピレーションを受け取っているので理解したくないことでも全てがわかってしまうので、わざとわからないようにしている節もあります。
イメージはどんどん湧いてくるけど、実際に形にすることができない人が多く現実に落とし込んでくれるパートナーがいれば、現実世界でも彼らの無限の才能が最大限に発揮できる可能性が広がります。
子供の頃、学校のみんなで行動している時も、気になる虫や花、動物を見つけると話しかけたり、立ち止まってぼーっひたすら動植物と遊んでいて「○○ちゃん行くわよ!列乱さないで!」なんて注意されている妖精なような不思議ちゃんタイプの子っていませんでした?
そういうタイプの人達は、魚座さんが多かったりします。
ワープ癖があり、思いついた瞬間すでに意識と思考がソコに行っている人達なので全く人の話を聞いていないことも多々。実際に、霊感が強くこの世のものではない存在と無意識に繋がっている人も多かったりします。
想像力が豊かで、空想・妄想好きで芸術性・アート感覚が優れていて良くも悪くも、夢の中で生きている子供のような想像性が強い人達なので行き過ぎてしまうと妄想癖が悪さして、夢見る夢子ちゃんすぎてワガママだったり、あり得ないような心配や不安に駆られて心配性・警戒心の強さが悪影響して精神的に病んでしまう人も少なくありません。
感受性がとても豊かで、人の感情も自分のことのように受け取ってしまう繊細すぎる人たちなので人混みの中では、通りすがりの知らない人ですら感情移入してしまうほど。
ぽや〜っとしているようで ものすごく警戒心が強い人達なので、彼らの脳内も心も、実はものすごく忙しなくわちゃわちゃしています。
そのことから、心身ともに疲れやすい人たちが多いです。
宇宙から降りてくる言葉やイメージ、メッセージを受け取って、その都度放っているような感覚なので、話が上手くまとまっていなかったり、言葉足らずになりやすく、会話のオチがなくダラダラと話してしまう傾向も。
しっかり言葉で伝えなることが苦手な分、絵や歌、ダンスなどのアートで自分の気持ちを吐き出すアーティストが多い星座でもあります。
しかしながら、何も考えてなさそうに見えて、言葉にできない領域のことを想像以上に、細かく深く考えていたりするので
深い優しさや許しから「なんでもいいです」と言う言葉がよく出てくる人達でもあります。
何事も柔軟に考え対応する人たちではありますが、自分の「感じたこと」は譲らないところがあるので自分を理解してくれる人には、ものすごく甘えてワガママになり、態度が横暴になってしまう人も。
それでいうと、スティーブ・ジョブズが魚座ですね。
自分の中のイメージに拘っていて、イメージが持てないことはやりずらいし出来ないことも多い。
小さい頃から色んなこと感じてるけど何も言えず溜め込んでいるので自分の世界に篭りがちになりやすい傾向があります。
弱い存在は放って置けないけど責任は負わないマザーテレサ
人を思いやる気持ちが強く、自己犠牲が強いマザーテレサのような慈悲深い人達ではありますが、もちろん、皆んなに対してではありません。「自分より弱い存在」に対しては異常なほどの保護精神が働きます。
普段は優しく柔軟な人たちですが、弱きものを守る為なら人が変わったように強くなる強靱な人たちです。
ただ「弱い」という定義は様々ありまして…。単純に子供や動植物など、誰かが守らないと死んでしまうようなか弱い存在はもちろんですが、犯罪者やダメ人間なども彼らの慈悲の精神は働くため、意図せずとも闇の世界に手を出してしまう魚座さんも多かったりします。
しかしながら、良くも悪くも柔軟性が富んでいるので、気持ちを一つの事に留めておくことが出来ません。そのため、大きな責任を負うことだけは絶対に避けようとします。(責任を負うと、一つの場所に縛られてしまうからです。)
仏の顔は3度までとは言いますが、魚座の顔は無限大と言っても過言でないほど広い心と器の持ち主ではあります。ただし、献身的に尽くしても相手からの感謝がないのが続いたり、あまりにも負担が大きくて限界が来たり、責任を負わされそうになると、何食わぬ顔で誰にも気づかれないところでサラッと「一抜けた~」をやっていて、危険回避能力が絶大な人たちです。
求められる事に価値を感じているので、相談にのるだけのつもりが、自分でも気付かぬうちにその瞬間の雰囲気に流されて深い関係に…なんて良くある話です。
生きとし生けるもの全てを愛するので、人間以外の生物からも好かれやすく、彼らは自分の大切な人や弱き者の為なら、自分の器をどこまででも広げようとする人達です。
境界線がなく全てに同化し溶け込む無秩序
彼らは依存性が強い人たちです。というのも、彼らそのものが、肉体を持たないエネルギー体のような人たちなので、その場そこにいる人の行動や意思に、その都度宿って存在しているような流動性の激しい人達です。
それが故に、宿る存在がないと、自分の存在が見出せないと思っている節があり、自分が宿ったものや人に対して依存してしまう傾向があります。「彼がいないと私は私でなくなる」なんてセリフ、魚座さんから派生したのでは?と思ってしまいます。
なので、彼らに「どうしてそれを選択したの?どうしてそんなことしたの?」と聞くと「やれって言われたから。」と答えることが多いのではないでしょうか?
依存するとはいえ、その都度、その瞬間に心地よいと思ったものに乗り移っていくので、昨日言ってたことが違うなんて当たり前です。本人も過去のことは忘れ去っていることが多く、「あの時こうだったでしょ!?」なんて話をしても「はて?なんの話でしょう…」と埒があきません。
意思や言葉遣い、性格もですが、見た目も、その時に影響されているものによってよく変わる人たちでもあります。特に、自分が好きと思うものに対しての入れ込み方が命がけで、自分の意思と宿った相手との境界線がなくなり、自分の意見なのか相手のものかも同化してわからなくなることは日常茶飯事です。人に意見に左右されがちでもあります。
言うなれば、シチューの中のバターのような人たちです。
鍋に入る前は固形のバターとして存在しているけど、一旦鍋に入ってしまえばシチューの一部となり、バターに戻ることはできません。かといって、シチューの中にバターの風味は感じられますので、無くなってはいないし、バターそのものの存在感は絶大なんだけど姿形はない。そんな不思議な存在とも言えるでしょう。
基本的に、何事も自発的ではない性分のため、問題が起こったことを責められたり、詰められたりしても、どうしたらいいかわからないので、困った時、彼らは忽然と姿を消します。
重要な話をしている最中に「ちょっとトイレ行ってくるね」なんて何事もなく出ていったと思ったら、それっきり跡形もなく姿を消して、音信不通….なんて魚座さんあるあるだったりします。
全く悪い気はないし、周りがいなくなったことに気づいて探している頃には、もうすでに違う依存先を見つけて、違う人・違うマインドになって平和に暮らしているなんてこともあります。そんな彼らは、元々が宇宙のような愛のデカさを持っているため、人をよく助けるし、人からもよく助けられることも相まって、頼りだすと相手に全てを頼り尽くしてしまって、ものすごくわがままになる傾向もあります。
そんな柔軟性がありすぎる彼らは掴みどころがなく、器が広すぎてもはや器がない人とも言えるし、何にも誰にも染まれるからこそ、何にも染まっていない人とも言える善悪表裏一体の不思議な存在です。何事も、境界線や区切りをつけることが苦手なので掃除、整理整頓が苦手な人が多いですね。
魚座さんのお部屋は、メルヘンと地獄が共存しているかのような全てが混在した世界観になりがちです。ゆるキャラとエイリアンのフィギュアが並んでいる…そんなイメージです。
そんな「自分がない」と思っている彼らですが、本当は全てを持っていて理解しているからこそ、全てを受け止めてあげられる「自分」という広すぎる器の持ち主達でもあります。