続々と新作映画が公開される中、『ロッキー』シリーズの最新作やディズニー映画『メリー・ポピンズ』(1965年)の続編などが目を惹きます。そんなおすすめの映画『クリード 炎の宿敵』と『メリー・ポピンズ リターンズ』の2作を紹介します!
1 . クリード 炎の宿敵
1976年に1作目が公開されてから大人気となった『ロッキー』シリーズの新章、スピンオフとして大ヒット作品となった『クリード チャンプを継ぐ男』。その続編『クリード 炎の宿敵』が1月11日に公開されます。1985年に公開された『ロッキー4/炎の友情』から33年が経った今、新たな戦いが幕を開けます。今回の新作で、ロッキーの指導によって世界王者となったアポロの息子であるアドニス・クリードに対するのは、ロッキーの親友アポロの命を奪ったドラゴの息子、フロリアン・ムンテアヌ演じるヴィクター。宿命の戦いはついに息子たちの戦いへと受け継がれます。
ボクシング映画ということで勇ましい映画というイメージがありますが、この『クリード』シリーズはカメラワーク、照明、BGMなどのすべてが静かに進んでいくイメージで、映像の美やストーリー性に入り込むことができるオシャレな映画です。ストーリーは師匠と弟子の関係、挫折の経験、ライバルとの戦いなどロッキーと同様の展開ですが、クリードの作り出す雰囲気は独特でまさに新しい章の幕開けと言えます。ロッキーを楽しんだ人やクリードを初めて観るという人、様々な世代の人たちにおすすめしたい作品です!
2. メリー・ポピンズ リターンズ
次に紹介したい作品は『メリー・ポピンズ リターンズ』!1965年に公開されたディズニーミュージカル映画『メリー・ポピンズ』の続編である『メリー・ポピンズ リターンズ』が、2019年2月1日に日本で公開されることが発表されました。アニメ、実写、ミュージカルの要素を大胆にミックスし、独特な世界観でアカデミー賞を5部門も受賞した作品でファンも多いのではないかと思います。そんな名作が50年以上、約半世紀の時を経て続編、リターンズとして帰ってきます!
今回の続編では前作から20年後、"ほぼ完璧な魔法使い"メリー・ポピンズ(エミリー・ブラント)が20年前と1ミリも変わらない姿で、ベン・ウィショー演じるバンクス家の長男マイケル・バンクスの元へやってくることから物語が始まります。20年という時を過ごし、これからも変化し続けるマイケルと変わらない時を過ごすメリー・ポピンズ。時間の流れの中で、お互いが奇跡的に出会い物語が交差していく、一瞬一瞬が感動的な作品です。リターンズということで新しいメリー・ポピンズが気になるという人も多いと思いますが、前回の自信に満ちて面白く美しいメリー・ポピンズを引き継ぎつつ、オリジナルの新たなメリー・ポピンズに注目です!
懐かしくも新しい名作の続編は、様々な世代から愛される作品になること間違いなしです!名作の誕生を見逃さないようにチェックしてみてください!
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