トークイベント:デザイナー 小泉智貴 × ECAL・写真家 カリプソ・マヒュー
本企画の開催を記念して、TOMO KOIZUMIデザイナーの小泉智貴氏、ECALで教鞭をとる写真家のカリプソ・マヒュー氏をお迎えしてのトークイベントが決定!(MC:ユリ・アボ)
■小泉智貴 Tomotaka Koizumi(TOMO KOIZUMIデザイナー)
2011年、千葉大学在学中に自身のブランドを立ち上げ、日本を中心に歌手や広告の衣装デザインを手がける。
2019年、初となるファッションショーをニューヨークで開催。同年、毎日ファッション大賞選考委員特別賞受賞、BoF500選出。2020年、LVMHプライズ優勝者の1人に選ばれる。2021年、東京オリンピック開会式にて国歌斉唱のMISIAの衣装を担当。同年、毎日ファッション大賞を受賞。
2023年、イタリアのブランドDolce & Gabbanaの支援によりミラノ・ファッション・ウィークにてコレクション発表。ドレスデザイナーとして活動する傍ら、2022年からは美術作家としてもコンテンポラリーアートの製作を開始。2023年12月に初となる個展「Tomo Koizumi」を開催し、活躍の幅を広げ続けている。
■カリプソ・マヒュー Calypso Mahieu
スイスを拠点とするフランス人写真家。ECAL(ローザンヌ美術大学)のアーティスティック・デピュティ―を務め、写真学士課程で応用写真の基礎を教える。
パリと南フランスで生まれ育ち、2012年にECALで学ぶためにスイスのローザンヌに移住。在学中、パオロ・ロヴェルシ(Paolo Roversi)、ユルゲン・テラー(Juergen Teller)、ウォルター・ファイファー(Walter Pfeiffer)などの指導を受ける。
教鞭をとる傍ら、雑誌やブランドのファッション・エディトリアルやキャンペーンをプロデュースし国際的に活躍。作品は、身体、ソーシャルネットワーク、ポストヒューマンの関係を取り上げている。その写真は、80年代以降にインスパイアされた非常にカラフルな色調で、シュルレアリスムから借りてきたテクノポップな美学をもって、ユーモアを交え演出されている。
カリプソ・マヒューは、コミッションや個人的なプロジェクトを通して、日常生活や彼女を取り巻く社会からインスパイアされた物語や逸話を、詩的でフィクション的かつ繊細な方法で語ることを好む。
■MC:ユリ・アボ Yuri Abo
東京都出身。編集者・プロデューサー。企業広告やクリエイティブ制作に携わる傍ら、雑誌『IWAKAN Magazine』の創刊をきっかけにジェンダーについて発信する。ポッドキャスト番組『なんかIWAKAN!』配信や雑誌・文芸誌へのエッセイ寄稿など。Instagram(@abokabo)