2020年版【プライド特集】Nike, Adidas, Reebok, Converseなど人気ブランドが一斉にレインボーでセレブレイト！

公開日：2020-06-16　更新日：2022-06-07

毎年６月は、Pride Month (プライド月間)を祝して、Nike (ナイキ)やadidas (アディダス)、Reebok (リーボック)、Converse (コンバース)などの人気スニーカーブランドがレインボーカラーを落とし込んだ「Pride Pack (プライドパック)」がリリースされます。

海外の大都市では盛大なパレードが行われる程の「プライド月間」とは何かを解説しつつ、カラフルなデザインのスニーカーの数々をご紹介します！

Pride Month (プライド月間) とは

海外で始まった「Pride Month (プライド月間)」は、LGBTQIA+コミュニティの権利や歴史に関する催しを行う期間。

毎年６月に、世界各地でお祝いパレードや抗議活動など様々なイベントが催されます。

「LGBTQIA+」とは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア / クエスチョニング、インターセックス、アセクシュアル、プラス (その他の性)を表す名称。

Pride Month (プライド月間) が始まった理由

Pride Month (プライド月間)始まりの原点となったのは、1969年6月28日に起きた暴動事件「Stonewall Riot (ストーンウォールの反乱)」。

ニューヨーク・マンハッタンのゲイバー「Stonewall Inn (ストーンウォールイン)」に警察の強制捜査が入り、その理不尽な取り締まりに対して抗議を起こしました。

Pride Month Rainbow Flag Stonewall riot プライド月間レインボーフラッグパレードストーンウォールの反乱

via INSIDER

3日間に続いた暴動は、ゲイ解放運動 (Gay Liberation Movement / ゲイライツムーブメント)が広がる大きなきっかけとなった歴史的出来事。

※当時はセクシュアルマイノリティの総称として「ゲイ」という言葉が使われていました。

Pride Month Rainbow Flag Stonewall riot NYC Pride March 1970 プライド月間レインボーフラッグパレードストーンウォールの反乱ニューヨークマーチ

via MUUS Collection

翌年の1970年のニューヨークで、初のプライド・パレードとなる「Christopher Street Liberation Day 1970」が開催。

その運動は世界各国に広がったことで、その事件が起こったのが6月末だったことから 6月の最終週をPride Week (プライドウィーク)、6月をPride Month (プライド月間)と呼ぶようになりました。

50年経った現在も、6月にはLGBTQIA+コミュニティをサポートする様々なイベントやキャンペーンが世界中で開催されています。

6色の「レインボーフラッグ」が表す意味

Pride Month Rainbow Flag 6 colors プライド月間レインボーフラッグ 6色

via cbc

LGBTQIA+コミュニティを象徴する虹色の旗「レインボーフラッグ」は6色。

6色のレインボーカラーはレッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、パープルで成り立ち、それぞれが「Life (生命)」「Healing (癒し)」「Sunlight (太陽の光)」「Nature (自然)」「Serenity (調和)」「Spirit (精神)」を意味しています。

レインボーフラッグは政治活動家でデザイナーのGilbert Baker (ギルバート・ベイカー)によって、手染め・手縫いで製作されたことで誕生。

Bakerは「レインボーフラッグには明白に示す力がある。可視化することが、私たちの成功・正義へのカギとなる」と語り、コミュニティの人々の連帯を示すポジティブなエネルギーに溢れた世界的シンボルになっています。