感度の高いお洒落な人達の間で確実にバズる!と言われている新ドラマが「Netflix (ネットフリックス)」にて配信開始!
スニーカー好きは見逃し厳禁の、スニーカーを中心に展開するスニーカーヘッズのストーリー。
「そのまんまやん!(笑)」っとツッコミたくなるタイトルですが、終始笑いながら楽しめるコメディードラマです。
2020年9月25日よりNetflix にて配信。全6話。
邦題は「オレたちスニーカーヘッズ」。
【あらすじ】
かつて「無敵だった」と友人が豪語する元スニーカーマニアの主人公のDevin (デヴィン)は、今や家庭を支える主夫として平穏な暮らしをしていました。
いつもの通り朝7時半に2人の子供を学校に送り出す際、どうしても欲しくてたまらない「Air jordan 4 "White Cement" (エアジョーダン4 "ホワイトセメント")」の発売が気になり、子供そっちのけでネットをチェックしに戻って来ってきてしまった所、その事で妻と言い合いになる所から物語はスタートします。
どうしても欲しくて並びに行ったところで再開した昔の友人Bobby (ボビー)にけしかけられ、5000ドル (約50万円)を失ってしまったDevinは、その回収と一攫千金を狙うべく、
「幻のスニーカー」を求めるドタバタ劇に巻き込まれていきます。
このドラマの主役は、人間ではなく間違いなく「スニーカー」です。
まずそこが一番の魅力で、名だたる名作スニーカーが登場し、次のエピソードで何が出るかが毎回楽しみになります。
映画やドキュメンタリーでもよくある、有名俳優や女優の登場シーンにハッ!とする演出を彷彿とさせるかの如く、なかなかお目にかかる事ができないレアスニーカーや名作が登場し、好きな人なら思わず一旦停止して見てしまうものもあるのではないでしょうか。
「スニーカーヘッズ」を見るだけでも、十分沢山のスニーカーの知識を得られるのも醍醐味です。
ストーリー展開の中で重要なポイントがスニーカーの「転売事情」。
レアスニーカーや名作スニーカーがいくらで売買されどれほどの価値があるのかがストーリーで大きな鍵を握ります。
リリース日の長蛇の列に並びに行くと、必ず現れ列をスキップして何足か買い込み、常にスマホで色んなクライアントと取引をする謎のバイヤー女子 Nori (ノーリー)も、幻のスニーカー探しに参戦。
Noriが見せる様々な転売の方法や、クライアント、壁一面に並ぶLAのスニーカーショップの数々なども見所です。
Noriの取引相手は、金持ちの白人ティーネイジャーから、LAの富豪やセレブ、有名アスリートまで様々。
クライアントとして、ハリウッドの人気コメディアンや人気俳優、Baron Davis (バロン・デイビス)などの有名NBAプレイヤーが何人もサプライズ出演するところも見所です。
今回のドラマで他にも注目されているポイントが、「Dave Myers (デイヴ・マイヤーズ)」が監督を務めた事。
2017年、Kendrick Lamar (ケンドリック・ラマー)の「HUMBLE.」で MTV/VMAアワードの「Video of the Year (ビデオ・オブ・ザイヤー)」と「Best Director (ベストディレクター)」を受賞し、2018年にも同じ賞を受賞。グラミー賞でも「Video of the Year」を受賞。
現代ミュージックビデオの象徴的存在とも言われる有名な監督です。
90年代から数々の有名アーティストのMV (ミュージックビデオ)に携わり、特にMissy Elliot (ミッシー・エリオット)とKaty Perry (ケイティー・ペリー)のヒットソングのビデオを多く手掛けてています。
その他 Janet Jackson (ジャネット・ジャクソン)、Billy Irish (ビリー・アイリッシュ)、 Taylor Swift (テイラー・スウィフト)、Justin Beber (ジャスティン・ビーバー)、 、Travis Scott (トラヴィス・スコット)、Drake (ドレイク)といったそうそうたるアーティストのビデオに携わったミュージックビデオの印象が強い監督。
そんなデイヴ・マイヤーズ監督が、今回「スニーカーヘッズ」という"ドラマ"の撮影の指揮をとったという事で、こちらもどんな作品になっているのかが注目されています。
その昔、スニーカーのせいで破産しかけたくらいハマっていた主人公。
もう2度とスニーカーには近づかないと決めた主人公に、あれこれ理由をつけてスニーカー探しに引っ張り回されすおっちょこちょいのスニーカーオタクの友人。
キュートで気の強い有名バイヤー女子。
スニーカーヘッズになりたがりで、しつこくつきまとう金持ちの若い白人。
「幻のスニーカー」を追い求める登場人物達のドタバタ劇は、純粋にエンターテイメントとして気軽に笑えて楽しめます。
スニーカーが好きなら分かる色んなポイントや、エピソード毎に次々と登場するスニーカーは、スニーカーヘッズには嬉しい演出です。
一度はスニーカーヘッドだったと言う人なら、"Cement 4 (セメント4)" のリリースにどうしても目を背けられなかったDevin (デヴィン)の様な、好きなスニーカーが忘れられない気持ちも分かるのでは?
また、スニーカーヘッズでなくてもエンターテイメントとして十分楽しめる内容となっていますので、気になる人は是非見てください。
出展:
Netflix : オレたちスニーカーヘッズ【SNEAKERHEADS】