お洒落大好き芸人【"光永(ひなた)"特別インタビュー vol.1】自分らしさを表現するためのスニーカーとファッションとの付き合い方

お洒落大好き芸人【"光永(ひなた)"特別インタビュー vol.1】自分らしさを表現するためのスニーカーとファッションとの付き合い方

吉本興業所属のピン芸人「光永(ひなた)」として活躍しながら、スニーカー・ファッション好きの女芸人で構成された「スニ女子会」の開催、ファッションブランド「so.C.hu」プロデューサーなど、多彩な顔を持つ彼女のスニーカーとの付き合い方やファッションを深掘り!

芸人になったきっかけからコーディネートを組む時のポイント、今狙っているスニーカーまで、光永(ひなた)さんへインタビューさせていただきました!

INDEX

マルチな活躍を見せる「光永(ひなた)」さん

吉本興業所属のピン芸人でありながら、アイドルグループ吉本坂46のメンバー、そして女優としても活動。

メンズライクなスタイリングやレイヤードなど、「吉本オシャレランキング」にも選ばれるなど、抜群のファッションセンスで自身のアパレルブランド「so.C.hu(ソクチュウ)」もプロデュース。

多彩な顔を持つ光永(ひなた)さんの、芸人になったきっかけからスニーカー・ファッション事情までお聞きします。

芸人の父からの影響もあり、芸人の道へ

SNKRGIRL編集長:お笑いの道に進んだきっかけは何だったんですか?

父が芸人だった影響は大きいと思います。

私が小学2年くらいの時に、娘がいるって父が公表したんですけど、3姉妹のうち私だけ人見知りしなかったってのもあって、親子ロケとかめちゃくちゃ行かせてもらったんですよ。

SNKRGIRL編集長:デビューは早かったんですね。

素人ですけど、親子で出演させていただいてましたね。

それでテレビとか出るのが楽しくて、「これを職業にしたいな」と思ったことがきっかけです。

それでNSCというお笑いの学校があるんですけど、今は制度も変わってきてるのですが、その当時は中卒以上が入れるってルールだったんです。

だから入りたいと親に言って、学校に行きながらNSCに通ってました。

 

SNKRGIRL編集長:学校に行きながらいけるんですね

今は吉本興業が提携している高校があって、学業を進めつつプラスアルファでNSCに行ける制度とかもあるので、高校生以上にはなってるんですけど、私が学生の時はなかったので、お笑いコースに入りました。

 

SNKRGIRL編集長:面白いですね。そのうち小学生とか幼稚園からやりそうですね!笑

(光永さんのマネージャーさん)今それこそ小学校で漫才の放課後教室とかやってますね。

 

SNKRGIRL編集長:確かにおもしろい子たちって小学生とか勝手に漫才とかしてますもんよ。英語でいう“パブリックスピーキング”とかも人前で喋るスキルとかつきそうですね。

それがお笑い芸人のプロになるというかは、それで明るい子に育てばいいですよね。人とコミュニケーションとったりとか、勉強できそう。頭の回転とか。

そういう意味では通わせる方とかもいるかもしれませんね。

私の時代はそういうのもなかったので、シンプルにお笑いコースに入ってお笑いを勉強してました。

憧れの芸人さんは?

SNKRGIRL編集長:好きな芸人さん、尊敬する芸人さん、目指す芸人さんとかいますか?

皆さん本当に尊敬しているので、名前を挙げるのが難しいですね...。

子どものころは、藤井隆さんとか、ガレッジのゴリさんのゴリエとか大好きでした。

アクティブでオールマイティがかっこいいなと思って憧れてましたね。

スニーカーとお笑いは別

SNKRGIRL編集長:光永さんはスニーカーも好きですが、お笑いとスニーカーを絡めることはあるんですか?

正直ないですね。

男芸人さんが中心にいるスニーカー同好会が元々あったのですが、女子のスニーカー好きって元々活動されてた男芸人さんたちのスニーカー同好会と少し違うかもと思ったんです。

女子のスニーカー好きってファッションが好きで、その中のスニーカーも好き、みたいな人が多くて私もその部類なんです。

やっぱスニーカー好きの男性って「これは何年前の◯◯で」みたいな、スニーカーの歴史や知識まで追求した“オタク”が多いと感じてるんです。

一緒に仕事する時とかに、スニ女子会のメンバーはその部分の知識は分からなすぎて、ついていけないってなったりとか。

例えばアントニーとかが「これは大事なスニーカーなんで」って言って、そのスニーカーを密閉してサランラップみたいなので包んでるのを見て「なんやねんそれ、捨てーや」みたいなそうゆうイジリはしたりしますね(笑)

でも、このスニーカー変やなとかイジるみたいなのはないですね。

そんなのがあるんや、面白いな!って思うぐらいで、ネタにするみたいなのはないですね。

SNKRGIRL編集部:プライベートでもスニーカーをネタにして笑いにするってこともないんですか?

とんでもなく変なスニーカーが出てきたら、「そういう靴どうやって履くねん!」みたいな話題にはしますね(笑)

昔パリコレかどこかで発表された靴だと思うんですけど、ソールがあるけど、ほぼ浮いてて...靴と靴が重なってるみたいな面白い靴があったんですよ。

スニーカーだったかは分からないですけど、そういう靴とかは話したりします。

でも、「これは作品なんやな」「これだけ自由を利かせられるのって面白いな」とかそういった視点です。

スニーカーに関してネガティブな印象がなくて、全てに対して肯定的な人が多いかもしれないです。

だから、そこまでスニーカーだけを取り上げてツッコむみたいなのは考えた事ないかもしれないですね。

 

SNKRGIRL編集長:そうなんですね!それで言うと、編集部内ではスニーカーをとことんいじり倒すことはよくあって(笑)ワイワイ言いながら話したりとかしてるので、お笑いのことを常に考えてらっしゃる芸人さんだと、スニーカーもいじることとかもあるのかなと勝手に想像してました。

私の場合はですけど、さっき言ったように女子そこまでそのスニーカー好きやけど、細かいところまで追ってるオタクじゃないから、いつリリースされたとかは結構追えてないところがあるんですよ。

だから、もしそれをすごく追ってて自分の中でめっちゃスニーカーあるあるとか、はちゃめちゃに知識があれば、もしかしたらやってるかもしれないですね。

ネタにしようと思ったら出来るかもしれないですが、私はそんなに知識があるわけではないので、ネタにしようと思った事がなかったです。

SNKRGIRL編集長:それでは、スニーカーはスニーカー、履く事を楽しむっていうことは、光永さんにとってはお笑いと関係ないんですか?

全く別かもしれませんね。

ネタ中、みんな各々のコント中は演技しないといけないので、やっぱり奇抜なスニーカーを履いてると、役とは別のところで「いや、スニーカー派手!」って意識が向いちゃうとコントの内容が入って来ないじゃないですか。

なので、結構別物として認識してることが多いかもしれないです。

他のスニーカー好き芸人も、私服の趣味として楽しんでる人がほとんどだと思いますね。

 

SNKRGIRL編集長:なるほど、そこは笑いのネタじゃなくて、純粋に好きという気持ちが大きいんですね。

お笑いというよりかは、想像したものを創ってるという部分への“リスペクト”があるかもしれないです。

 

続きはこちら>> “光永(ひなた)”特別インタビューVol.2

SNKRGIRL編集部
SNKRGIRL編集部
神戸・東京・ニューヨークのメンバーと共にグローバルに活動するメディアチーム。

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