プロ監修!サイズ感レビューあり【New Balance 1906Rについて】女性にオススメしたい注目の復刻モデルをご紹介

プロ監修!サイズ感レビューあり【New Balance 1906Rについて】女性にオススメしたい注目の復刻モデルをご紹介

2022年に復刻モデルとして誕生したNew Balance(ニューバランス)の「1906R」が、洗練された雰囲気とレトロスポーティーなデザインで新たなトレンドスタイルになる予感!

今回は、スポーツメーカー&スニーカーブランドでの経歴をもつフットウェアのスペシャリスト石川氏監修のもと、「1906R」のデザイン背景や特徴、着用レビュー、素敵なコーデまで、気になる魅力を一気にご紹介します。

New Balance(ニューバランス) 1906の魅力とは?

2022年8月に発売された「1906R」は、ニューバランスの創業年をモデル名に掲げた「1906」の復刻モデルとして登場。

復刻して以来、現在のトレンドファッションともマッチするデザインや抜群の機能性で注目を集めています。

知れば知るほど魅力溢れる「1906R」誕生の背景や人気の理由を紐解いていきましょう。

【魅力①】パフォーマンスランニングシューズとして登場した「1906」

2000年代を象徴する名作とも言われ、当時の最新テクノロジーを搭載した「1906」。

ニューバランスの創業年1906をモデル名として冠し、“ニューバランスの最高峰ランニングシューズ”とも言われたことで知られています。

「1906R」は、そんな「1906」の当時のシルエットはそのままに、“REGENERATE(再生)”を意味する“R”の文字が加わり、アジア製として価格帯を抑えて手の届きやすいモデルとなってカムバック。

発売された2000年代初期のレトロなデザインを受け継ぎつつ、カラーやディテール、機能性をアップデートして2022年に新登場したモデルです。

【魅力②】最新のテクノロジーを使用した優れた機能性

1906Rのソールには、2010年に登場したモデル「2002」にも使われているクッショニング素材「ABZORB(アブゾーブ)」と弾性素材「N-ERGY(エナジー)」を搭載することでハイスペックソールへとアップグレード。

高い衝撃吸収性と反発弾性を実現することで、長時間履いていても疲れにくい優れた機能性で支持を集めています。

アッパーには、耐久性・通気性を兼ね備えた軽量なエンジニアードメッシュが使用され、目の荒いメッシュ素材がタフな印象をプラス。

さらにTPU素材を用いたヒールサポートを搭載し、Nロゴとシューレースと連動させてサドル部分をしっかりとサポートする「N lock(エヌロック)」も特徴で、シューレースと連動したNロゴでよりフィット感を向上させています。

当時“最高峰ランニングシューズ”とも呼ばれた「1906」のデザイン性を継承しつつ、現在のNew Balanceの最高峰技術が組み合わさることによって、履き心地の良さをさらに追求した1足になっています。

口コミあり「1906R」のサイズ感について

スニーカーを購入するときにもっとも気になるのが、サイズ感や履き心地ではないでしょうか。

ここでは人気Youtuber「かねちゃん」と、編集者による実物レビューをご紹介します。

ぜひサイズ選びの参考にしてみてください。

人気Youtuber「かねちゃん」によるレビュー

まず最初に人気Youtuber「かねちゃん」さんのレビューをご紹介します。

彼女はニューヨークと日本を行き来しながら生活する、スニーカー好き大学生です。

足の横幅が広く普段はUS6.5サイズを購入することが多いとのことですが、柔らかなメッシュ素材が採用され伸縮性のある1906Rは小さめのUS6でもしっかりとフィットしたと話しています。

履き心地は包み込まれるようなフィット感があり、コンフォータブルで長時間でも歩きやすいとのことです。

編集部による実物レビュー

New Balance1906Rは、Thisisneverthatとのコラボがリリースされて以来ずっと気になっていた一足でした。

インフルエンサーさんが推してたのもありますが、決め手は東京の地下鉄でブラックコーデの足元にこの1906Rを履いていたお兄さんがめちゃくちゃ格好良かったことでした。

スニーカーを買うきっかけって、単純だったりします。

New Balance 1906R Navyを編集長が着用レビュー1

編集部:25cm着用。履き口はフィット感があり、装着時のサポートもばっちり。

サイズ感

普段のスニーカーサイズ:24.5cm(Air Maxなど細身の靴は25.0cm)
着用モデル:M1906RA
着用サイズ:25.0cm

1906RはNew Balance公式でも「やや細い」というカテゴリーに属しているので、マイサイ+0.5か1cmがちょうど良いでしょう。
店舗で購入した時は25cmと25.5cmを履き比べました。

New Balance 1906R Navyを編集長が着用レビュー4

編集部:25cm着用。捨て寸は親指1本分程度。

捨て寸も足幅も25.5cmの方が理想的でしたが、25cmでもつま先からの余り方としては問題ありませんでした。

メッシュがかなり使用されているので履くと広がり方もちょうど良くなるのではないか、という店員さんのコメントも後押しして結局25cmを買って履いています。

New Balance 1906R Navyを編集長が着用レビュー3 編集部:25cm着用。足幅はジャストフィット。(上部)
New Balance 1906R Navyを編集長が着用レビュー5 編集部:25cm着用。足幅はジャストフィット。(正面)

25.5cmに比べるとほんの少し足幅は狭めですが、キツくも痛くもなく、1906Rのフィット感を楽しめています。

このフィット感を感じたいなら「マイサイ+0.5cm」というジャストサイズでのサイズ選びをオススメします。

履き心地

とにかく”最高”です!

2002Rに使われているのと同様のソールが使われているという点もあり、足の裏で感じる弾力性が心地良いです。

New Balance 1906R Navyを編集長が着用レビュー2

編集部:25cm着用。ソールの安定感と履き口のフィット感がたまらない。

また、メッシュの柔らかさも奇跡のような気持ち良さがあります。

履き口に手を入れて履くときに、一瞬キツいかもと思いきや、ライナーのメッシュが柔らかく肌触りも良いので、すっと足を入れられて装着時の安心感があります。

足あたりの優しさやフィット感は極上です。靴の中で足が動かず、しっかり踏めて軽快に動けます。

見た目

格好良いです!めちゃくちゃクールです。
2022年のトレンド感としては最旬のスニーカーでしょう。

New Balance 1906R Navyを編集長が着用レビュー6

編集部:25㎝着用。

ストリートコーデにももちろん格好良くハマりますし、クロップ丈のスラックスやジャケットとのセットアップといったオフィスカジュアルなスタイルとの組み合わせにも「こなれ感」が出ます。

また、ワンピースやスカートコーデをクールにまとめたい時に1906Rを合わせると一気に「できる女性」な雰囲気が出ます。

注目のモデル

復刻モデルである1906Rの発売によって様々なコラボが実現し、アップデートされた新作商品まで幅広くスタンバイしています。

それぞれ異なる魅力を持つ注目モデルをチェックして、お気に入りの一足を見つけてみてください。

New Balance M1906 SILVER

品番:M1906RA
価格:16,500円(税込)

ハイパフォーマンスシューズ「1906R」をベースに、1906発売当初のオリジナルカラーからインスピレーションを受けた1足。

ホワイト・ブラック・シルバー・ゴールドの組み合わせでファーストカラーを再現した色使いと、通気性の良いメッシュとシンセティックオーバーレイを組み合わせたオリジナル仕様の素材もポイントです。

オリジナルデザインのディテールを再現することで、2000年代のランニングシューズのテクノロジーや美学に敬意を表したデザインになっています。

THISISNEVERTHAT × New Balance 1906R

品番:M1906RTI
プレ値:42,700~68,900円(2022年9月29日現在)

「1906R」のデビュー作として登場した韓国のストリートレーベル「thisisneverthat (ディスイズネバーザット)」とコラボモデル。

New Balanceのブランドを象徴するグレーをキーカラーとして採用しつつ、メタリックカラーでレトロスポーティーな雰囲気をプラス。

オリジナルモデル「1906」が誕生した2000年代初期のスタイルを受け継ぎつつ、随所に“さび”を連想させるオレンジカラーのペイントを装飾するなど、ヴィンテージの風合い豊かなユニークなアレンジが目を引く1足です。

New Balance M1906R G

品番:M1906RG
価格:16,500円(税込)

アッパーを爽やかなホワイトのメッシュ素材で構成し、シルバーやゴールドのオーバーレイパーツでアクセントをプラスした「M1906R G」は公式ストア限定カラー。

カウンターやライナー、アイコニックなNロゴなどにネイビーをキーカラーとして配色することで、レトロなシルエットに大人っぽい雰囲気に仕上げられています。

落ち着いたトーンが加わることで、メタリックなカラーとのコントラストが映え、足元にさりげないポイントをプラスしてくれるデザインです。

New Balance M1906 I

品番:M1906RI
価格:16,500円(税込)

国内ではNew Balance公式サイトとBEAUTY&YOUTHの販路限定モデルとして登場した「M1906RI」。

機能性抜群のアッパーにはクリーンなホワイトのメッシュ素材をベースに、メタリックシルバーのレザーパーツが組み合わさることで、スポーティな印象へ。

アイコニックなNロゴやヒール部分にさりげないゴールドのアクセントを加え、メタリックレザーの輝きが気品溢れる1足へとアップデートされています。

New Balance M1906R E

品番:M1906RE
価格:13,200円(税込)

2002と同じソールを搭載した、2009年登場の「M1906RE」。

New Balanceのフラッグシップモデルである1000番台や2000番台から踏襲したカラーリングが特徴的。

ナチュラルな配色が上品で洗練された印象を加えて、大人かわいいデザインになっています。

他の1906Rよりもメッシュ素材の比率を少なくすることで、よりラグジュアリーな装いにアレンジされた1足です。

BEAUTY&YOUTH別注 New Balance M1906

品番:18314997381
価格:17,600円(税込)

BEAUTY&YOUTHの別注カラーとして登場した限定カラーは、秋冬シーズンらしいシックな雰囲気を表現したデザイン。

全体を大人っぽいベージュカラーで配色し、ミディアムブラウンとバーガンディのアクセントがさらに洗練された印象を演出してくれます。

シュータンラベルやシューレースまで同系色で統一することで、機能性に溢れたレトロなシルエットを際立てるタイムレスな魅力あふれる1足です。

New Balance 1906D “Protection Pack”

品番:M1906DC
価格:22,000円(税込)

ボストンのお年寄りがボロボロになるまで長年New Balanceのスニーカーを愛用していた姿から着想を得て、長年履き続けて経年劣化したようなディテールを落とし込んだ“Protection Pack(プロテクション パック)”。

切りっぱなしのディテールを施してアッパーに重ねられたパーツやダメージ加工されたディテールアレンジがユニーク。

2000年代初期のハイテク感溢れるシルエットと風合い豊かなヴィンテージテイストのデザインがマッチした遊び心溢れるデザインです。

New Balance M1906 GRAY/INDIGO

ニューバランス M1906 new-balance-M1906-GRAYINDIGO-01 via atmos

品番:M1906RB
価格:19,800円(税込)

M1906のGRAY/INDIGOは、MR2002のオリジナルカラーで彩ったヌバック/メッシュアッパーバージョン。

ヌバック、メッシュ、シンセティックパネル3種類の異素材の組み合わせによって生み出された、シンプルで落ち着きあるデザインが魅力的です。

メタリックカラーとのコントラストが映えるマットな質感が上質な素材感をより際立て、モダンでタイムレスな魅力を放つ1足に仕上げられています。

New Balance 1906R コーデ

シャツワンピコーデ

シルバー×ブラックが際立つ1906Rを取り入れた着こなしです。

柔らかなシルエットのワンピースに、ボリューミーな1906Rがなじむよう、靴と同系色のレザーベストを組みあわせることでトレンド感のある仕上がりに。

キャップなどの小物使いが印象的で、真似してみたくなるような上級コーディネートです。

ショートパンツコーデ

ショートパンツと1906Rを合わせた、スポーティーなスタイリングです。

シルバーが輝きを放つシューズは、比較的シンプルな服装にアクセントを加えたいときに役立ちます。

トレンドのY2Kコーデに挑戦したい方は、合わせてルーズソックスを取り入れるのもおすすめ。

ミニタイトスカートコーデ

存在感のある1906Rですが、モノトーンカラーを選べばさまざまなコーデのアクセントとしてピッタリです。

きれいめに仕上げられたスカートコーデの足元のみをカジュアルに外すことで、トレンド感ある着こなしに。

ひねりを加えたピンクソックスとチェック柄スカートとの組み合わせなら、周りと差のつくファッションが楽しめます。

復刻モデルニューバランス1906Rでモダンなおしゃれを楽しむ

ヴィンテージアイテムが流行する今、隠れた名作を復刻させた1906Rは目が離せないモデルです。

タイムレスに使えるこのモダンさが魅力的な1906Rで、ぜひおしゃれしてお出かけを快適に楽しんでください。

専門家監修

ナイキジャパン、アディダスジャパン、デサントなどスニーカー/スポーツ業界に携わり、MDやマーケティングと様々に活動してきた経歴をもつ、靴の製造工程からデザイン製作、販売やマーケティング・プロモーションに至るまで、スニーカーがいかに生み出され世に輩出されるかを熟知する専門家。
小学生の時に父親から譲り受けた、70'sデッドストックのadidas“Country”を皮切りに、スニーカーの虜に。
自身も300足を超えるスニーカーコレクションを誇り、中には世界に1足しかないレアスニーカーや某有名コラボモデルのサンプル版なども所有。
スニーカーの歴史から、専門的な製造背景まで多くを知る正真正銘のフットウェア・スペシャリスト。
Ishikawa interview about sneakers SNKRGIRL 石川 インタビュー スニーカー スニーカーガール
SNKRGIRL編集部
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神戸・東京・ニューヨークのメンバーと共にグローバルに活動するメディアチーム。

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