スニーカーお手入れ完全ガイド|素材別にケア方法を解説【保存版】

スニーカーお手入れ完全ガイド|素材別にケア方法を解説【保存版】

スニーカーをお手入れすることって、実はとても大事なんです!なぜかというと、スニーカーは毎日履くものだからこそ、お手入れをして清潔に保つことで長く愛用できます。

けれど「具体的にどうやって手入れすればいいの?」と悩む人も少なくはないでしょう。

この記事では、スニーカーをきれいに保つための基本的なケア方法と素材別の洗い方を、わかりやすく解説していきます。

お気に入りの一足を長持ちさせるためのポイントを参考にして、ご自身のスニーカーのお手入れしてみてください。

スニーカーお手入れの基本ステップ

スニーカーを長持ちさせるには、日常的なケアが欠かせません。

お手入れと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、必要な道具を揃えて、正しい順序でケアすれば、初心者でも問題なく実践できます。

ここでは、まず知っておきたい基本のステップをご紹介。日常のお手入れと本格的な洗浄の違いも理解し、状況に応じた適切なケアを心がけましょう。

お手入れに必要な道具と準備

スニーカーのケアには、ブラシ、柔らかい布、中性洗剤、消臭スプレー、防水スプレーなどがあると便利です。

特にソールの汚れを落とすには硬めのブラシ、アッパーには素材に応じたやさしいブラシを使うのが基本。

洗う前には靴ひもやインソールを外し、汚れやホコリを軽く払っておくと作業がスムーズになります。

道具を揃えておけば、思い立ったときにすぐケアできます。

日常的にやっておきたい基本の手入れ

履いた後の軽いブラッシングや、汚れのふき取りだけでもスニーカーの状態は大きく変わります。

特に雨の日や砂ほこりが多い日などは、乾いた布でアッパーを拭き、ソールに付着した汚れはブラシで落としておくとよいです。通気性のある場所に置くことで湿気も防げます。

日常のちょっとしたケアが、劣化や臭いの予防につながります。

週末や汚れが気になるときの本格ケア

汚れが目立ってきたら、週末など時間がある日に本格的な洗浄をするのがおすすめです。

まずはインソールと靴ひもを外して別で洗浄しましょう。

次にアッパーの素材に合わせた洗剤で汚れを優しく洗います。洗浄後は風通しのよい日陰で自然乾燥させるのがポイント。乾燥機は型崩れの原因になるので避けてください。

本格ケアを定期的に行うことで、スニーカーの寿命がぐっと伸びます。

素材別|スニーカーのお手入れ方法

スニーカーは素材によって適したお手入れ方法が異なります。間違った方法で洗うと、型崩れや変色、素材の劣化を招く原因にも。

ここでは代表的な素材別に、やさしく丁寧にお手入れするコツを解説します。素材の特性を理解して、それぞれに合った正しいケアを行いましょう。

キャンバス素材のスニーカー

キャンバス素材は比較的丈夫で洗いやすいため、自宅でのケアにも適しています。

ブラシで泥汚れを払い、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で優しくこすり洗い。

すすぎは洗剤が残らないようしっかりと行いましょう。

乾燥は直射日光を避け、風通しのよい日陰で行うのがポイント。黄ばみ防止のため、白いキャンバスはとくに陰干しが推奨されます。

レザー(本革・合皮)素材のスニーカー

レザー素材は水分に弱いため、基本的に丸洗いは避けるのが鉄則です。

汚れは柔らかい布で拭き取り、専用のクリーナーを使用してケアしましょう。その後は保湿クリームで栄養を補給し、革のひび割れや乾燥を防ぎます。

仕上げに柔らかい布で乾拭きすれば、ツヤ感もアップ。合皮も基本は同様の手順でOKですが、過剰な水分には注意を。

スエード・ヌバック素材のスニーカー

スエードやヌバックは起毛が特徴のデリケート素材です。

水洗いは避け、専用ブラシでホコリや汚れを落とすのが基本。頑固な汚れにはスエード専用クリーナーを使い、部分的に優しくケアします。ブラッシングは毛並みに沿って行い、風合いを損なわないように注意。

防水スプレーを仕上げに使用すると、汚れや水濡れからの保護にもつながります。

メッシュ・ニット素材のスニーカー

通気性に優れたメッシュやニット素材は、柔らかく型崩れしやすいのが特徴です。洗う際は中性洗剤を薄めて、柔らかいブラシや布で優しくたたくように洗浄します。

強くこすると繊維がほつれる恐れがあるため注意が必要。水分を含みやすいため、乾燥はタオルで水気を吸い取った後、日陰で自然乾燥させましょう。形崩れを防ぐため、シューキーパーを使うのもおすすめです。

お手入れ後の乾燥・保管と臭い対策

スニーカーを清潔に保つには、洗ったあとの乾燥や保管方法もとても大切です。型崩れや臭いの原因にならないよう、正しい乾燥・保管方法を実践しましょう。

ここでは、スニーカーの型崩れを防ぐ乾燥のコツや、保管時に便利なシューキーパー、防臭アイテムの活用方法などをご紹介します。

正しい乾燥方法と型崩れ防止のコツ

スニーカーを乾燥させる際は、直射日光を避けて風通しの良い日陰に置くのが基本です。

直射日光は変色や劣化の原因になるため要注意。型崩れを防ぐために、新聞紙やタオルを丸めて中に詰めると、形をキープしながら水分も吸ってくれます。

シューキーパーや防臭グッズの活用法

乾燥後は、型崩れ防止にシューキーパーを使うのが理想的です。

木製タイプなら湿気も吸収してくれるので一石二鳥。また、防臭スプレーや消臭インソールを併用することで、嫌なニオイを軽減し、より快適にスニーカーを履くことができます。

長期保管時に気をつけたいポイント

長期間スニーカーをしまう場合は、湿気とホコリ対策が必須です。

通気性のある布袋や元箱に入れ、防湿剤を一緒に入れておくと◎。保管場所は直射日光の当たらないクローゼットや下駄箱が理想です。

おすすめのスニーカーお手入れアイテム

スニーカーのお手入れを効率的に行うためには、使いやすいケアアイテムをそろえるのがポイントです。

ここでは初心者でも扱いやすく、汚れや劣化を防ぐのに効果的なアイテムをタイプ別にご紹介します。

オールマイティなケアセット

ブラシ・クリーナー・防水スプレーなどがひとまとめになったケアセットは、初心者にもおすすめ。どんな素材にも対応できる中性タイプのクリーナーが入っているものを選べば、複数のスニーカーに使い回しできます。

防水・防汚スプレー

汚れの付着を防ぎ、雨の日でも安心して履ける防水スプレーは、お手入れの仕上げに欠かせないアイテム。素材に合わせたスプレーを選び、履く前にまんべんなく吹きかけておくと、トラブルを未然に防げます。

消臭・抗菌ミスト

靴の中のニオイが気になる方には、消臭・抗菌ミストが便利です。

天然由来成分のものや除菌効果のあるタイプなら、スニーカーを清潔に保つサポートになります。定期的に吹きかけることで、気になる臭い対策もバッチリです。

お手入れに関する気になるQ&A

「洗濯機で洗ってもいいの?」「お気に入りを長持ちさせるコツは?」など、お手入れに関してよくある疑問をピックアップして解決していきます。スニーカー初心者でも安心して実践できる内容になっています。

洗濯機で洗っても大丈夫?

基本的には、洗濯機での洗浄はおすすめできません。

型崩れやダメージの原因になりやすいため、できるだけ手洗いを心がけましょう。どうしても洗濯機を使う場合は、ネットに入れて短時間で優しく洗うことが必須です。

色落ちや素材の劣化を防ぐには?

強い洗剤や熱湯を使わないことが基本です。また、乾燥時に直射日光を避けることで変色や硬化を防げます。洗う前には目立たない場所で試してから本格的に洗うと安心です。

お気に入りのスニーカーを長持ちさせるコツ

日常的なケアに加えて、履き方や保管方法も見直してみましょう。

毎日同じ靴を履かず、数足をローテーションすることで劣化を遅らせることができます。乾燥剤やシューキーパーの使用もおすすめです。

お手入れをしたスニーカーで、清潔でおしゃれな足元でおでかけ!

スニーカーを長く楽しむためには、日常的なケアに加え、素材に合わせたお手入れや定期的なクリーニングがおすすめです。

手間に感じるかもしれませんが、お気に入りの一足をきれいな状態で保つことで、愛着もより深まるし、なにより新しいスニーカーを買うよりもコスパは良いはず。

また、汚い足元でお出かけするより、ある程度綺麗な足元を保っておくのは、やはり女性の皆さまにはおすすめしたいところ。

すっきりとキレイなスニーカーライフで、日常を快適に楽しみましょう!

SNKRGIRL編集部
SNKRGIRL編集部
神戸・東京・ニューヨークのメンバーと共にグローバルに活動する編集部メディアチーム。

このライターの記事一覧

あわせて読む
SNKRGIRL編集部
SNKRGIRL編集部
神戸・東京・ニューヨークのメンバーと共にグローバルに活動する編集部メディアチーム。

このライターの記事一覧