
via @veja
フランス・パリ発のスニーカーブランド「VEJA(ヴェジャ)」と、岩手県大槌町を拠点に活動する刺し子職人コミュニティ「Sashiko Gals(サシコギャルズ)」によるコラボレーション第2弾が登場しています。
2025年に実現した初のコラボレーションでは、日本の伝統技法「刺し子」とVEJAが掲げるサステナブルなものづくりの哲学が融合したプロジェクトとして大きな話題を呼びました。
今回は、新型トレイルシューズ「SALAR」をベースに採用。一足一足にSASHIKO GALSのメンバーが手作業で刺し子を施し、それぞれ異なる表情を持つ一点物として仕上げられています。
大量生産では決して表現できない手仕事の温もりと、現代的なフットウェアデザインが融合し、日本の伝統文化を世界へ発信するプロジェクトとしても特別な一足となりそうです。
"修復"から生まれた、日本の伝統技法「刺し子」
刺し子は、17世紀頃から日本で受け継がれてきた伝統技法のひとつ。布地を補強・補修しながら長く大切に使い続けるために生まれた手仕事であり、ひと針ひと針に使い手の暮らしや想いが刻まれていきます。
SASHIKO GALSは、東日本大震災後の復興活動をルーツに持つ「大槌刺し子プロジェクト」から生まれたコミュニティ。
岩手県大槌町を拠点に、40代から80代の女性たちが刺し子の技術を受け継ぎながら、スニーカーやアート、ファッションなど幅広い表現へと発展させています。
VEJAの哲学と刺し子が共鳴したコラボレーション
大量生産ではなく長く使えるものづくりを大切にするVEJAと、「壊れたものを直しながら使い続ける」という刺し子は、根底にある価値観を共有できる仲。
今回のコラボレーションでは、その哲学を象徴するように、一足ごとに異なる刺し子ステッチをハンドメイドで施し、すべて一点物として制作されています。
機械では表現できない揺らぎや温もりが、現代的なスニーカーに新たな表情を与えています。
「VEJAと刺し子の哲学が深く響き合ったことで、一度限りではなく、継続的な長期プロジェクトへ発展させることを決めた」というSashiko Gals。
単なるコラボレーションではなく、文化を未来へつなぐプロジェクトとして位置付けています。
ハイブリッドスニーカー「SALAR」がベースモデル
ベースとなったのは、VEJAのハイブリッドスニーカー「SALAR」。
都市でのライフスタイルとアウトドアでの機能性を融合したモデルで、Vibramソールを採用するなど、高いグリップ力と快適な履き心地を備えています。
12足だけの特別なコレクション
本コレクションは韓国・ソウルの「CASESTUDY BOONTHESHOP Cheongdam」にて数量限定で販売されます。
なお、販売数についてはVEJA公式では12足限定と案内されている一方、一部メディアでは15足限定と報じられており、情報に差異があります。いずれにしても極めて少量生産となることから、世界でも希少性の高いコレクションとなりそうです。