adidasのsambaの魅力やsambaがなぜこれほどヒットしたのかについて、ブランドの幹部やリテールパートナーなど、スニーカーシーンやファッションシーンを率いる人物はFootwear Newsのインタビューでこう語っています。
adidasのCEOを務めるBjørn Gulden (ビョルン・ガルデン)
「私が80年代にインドアサッカーで使っていたシューズが、2023年の“Shoe of the Year”に選ばれるなんて、とてもクールなこと。
sambaは私たちadidasの誇りです。
terrace/T-toeカテゴリー全体を熱くすることができた私たちのadidas Originalsチームに心から感謝します。素晴らしい仕事をありがとう。」
Foot Lockerの代表・CEO、Mary Dillon (メアリー・ディロン)
「adidasのsambaが賞賛される理由は、その時代を超越したミニマルなスタイルが、ほぼ全てのスニーカーシーンに対応するから。
どんなスニーカーヘッズであろうと、sambaはあなたのワードローブに欠かせないはず。
さらに、adidasはsambaを新たなトレンドを生み出すためのキャンバスとして使い続け、リリースのたびに高い人気を誇るコラボレーションを生み出しています。」
KITH創設者・CEO・クリエイティブディレクター、Ronnie Fieg (ロニー・ファイグ)
「sambaは私の大好きなシルエットのひとつであり、私の考えでは、“史上最も影響力のあるスニーカー”のひとつです。
過去数十年にわたり、その重要な要素を保ちながらシルエットが進化してきたのを目の当たりにするのは信じられないことでなんです。
そして、今年の初めにはadidasとClarks (クラークス)とともに、私自身の8th Street Sambaを手掛けることができました。」
adidas Originalsのゼネラルマネージャー、Torben Schumacher (トーベン・シューマッハ)
「sambaは、1960年代のサッカー場での派手なフットワークにインスパイアされた、このシューズのファンによるニックネームでした。
私たちにとって、このシューズに対する最近の愛の波を見ることは、本当にやりがいのあることでした。
エフォートレスなスタイルが似合うシルエットであり、歴史を物語るシューズでもある。
私たちは、スタジアムのサッカーファンから世界で最もスタイリッシュな人物まで、それぞれのsambaの解釈を見るのが大好きなんです。」
SSENSEのクリエイティブ・コンテンツチーフを務めるThom Bettridge (トム・ベトリッジ)
「sambaは、スニーカーカルチャーの物理法則をさまざまなレベルで覆してきたシューズ。どのスニーカーよりも長くitシューズであり続けたシューズだと思います。
2022年半ばにはその“サンバ・フィーバー”にうんざりしていたと冗談めかして言っていたこともありますが、2023年末の今、まだ最もホットなスニーカーとして支持され続けています。
スニーカーシーンの盛り上がりが降下していくというトレンドサイクルの流れを逆転させ、消費者に他のブランドの洗練された70年代のシルエットを再考させてくれました。」
Nordstromのメンズファッションディレクター、Jian DeLeon (ジアン・デレオン)
「sambaは、アディダスが常に最も得意としてきたクラシックなテニスシューズであり、時代を超越したカジュアルシューズの型を生み出したスニーカー。
Wales BonnerやKITHのようなハイセンスなコラボレーションと、薄型スニーカーを好む全体的なトレンド、
そしてサッカースタイルに大きな影響を受けた90年代のイギリスのサブカルチャーが履いていたスタイルがトレンドとして注目された「Blokecore (ブロークコア)」というギアを組み合わさったというこの完璧なコンビネーションを考えると、
街中のおしゃれな人の足元にsambaが確認できるという事実も納得の結果になるはずです。」
Highsnobietyの編集長、Willa Bennett (ウィラ・ベネット)
「見事なコラボレーションの数々(個人的にはWales Bonnerコラボがお気に入り)を実現したsambaは、
時代を超越しながらもタイムリーであり、伝統的でありながらトレンディで、ユニークで万能なスニーカー。
リボンを使ってアレンジして自分だけのデザインを楽しむこともでき、Frank Ocean (フランク・オーシャン)やBella Hadid (ベラ・ハディッド)、Kendall Jenner (ケンダル・ジェンナー)などのセレブとも同じように身につけることもできる。
アクセサリーのように目立ちながら、服のアクセントにもなるsambaは無限の可能性があります。」