プロも監修☆絶賛【adidas SAMBA特集】サイズ感レビュー&コーデまとめ|リバイバルの理由についてもご紹介

プロも監修☆絶賛【adidas SAMBA特集】サイズ感レビュー&コーデまとめ|リバイバルの理由についてもご紹介

男女問わず、おしゃれ感度の高い人から注目を集めているadidasの「SAMBA(サンバ)」。

adidasの中でも最も古いモデルの一つでありながら、ここ最近SAMBAが再流行していると話題です。

ここでは、adidasのSAMBAの特徴やコーデ例などを、元アディダスジャパンでの経歴もあるスニーカーのスペシャリスト石川氏のアドバイスも交え、詳しく紹介します!

レトロな魅力が漂う「SAMBA(サンバ)」とは?

ジョウンド アディダス サンバ コラボ JJJJound-adidas-Samba-03 via SBD

adidasのSAMBA(サンバ)は、1950年にリリースされたフットサル向けのシューズです。

FIFAワールドカップがブラジルで開催されたことを記念して、ブラジルの音楽「サンバ」にちなんで名付けられました。

adidas最古のモデル”の一つです。長年愛されるアイコニックシューズといえます。

Sambaの特徴:

adidasの象徴であるスリーストライプスとその横に「SAMBA」と入っているのが、多くの人に知られるポイントであるadidas Sambaは、そのスタイリッシュなフォルムと高い耐久性に加え、クラシックなトラディショナルデザインが魅力です。

多彩なカラーバリエーションも展開され、様々なスタイリングにも合わせやすいため、Sambaは長寿命かつ多目的なアイテムとして定評があります。

また、スリムで低めのフォルムを持ち、足元をすっきりと見せることができ、多くのスタイルとコーディネートするスニーカーとして重宝します。

クラシックなスリーストライプとスウェードアッパーが特徴で、懐古的な魅力を持っています。

Sambaの機能性:3つの吸盤とは?

フットサル用のシューズとして開発されたこともあり、グリップ力に優れたラバーアウトソールが採用されています。

3つの吸盤を取り付けることで、どんな地面でも安定して歩けるように作られています。

アディダスのサンバのアウトソール

Sambaの機能性に関しては、スペシャリストの石川氏による解説がとても興味深い!

冬場のフットボールシューズとして開発されたモデルで、凍って固くなり滑りやすくなったフィールドでも最大限の力を発揮できるようにとアウトソールに3つの吸盤が搭載されています。現代の様々な路面状況でもしっかりとグリップ力を提供してくれます。現在の定番モデルのアッパーには【フルグレインレザー】を採用しています。加工をしていないナチュラルなレザーのことを指し、かなり硬めの質感です。ですが、革が足に馴染んでくると、履いている人の足形に馴染んでくるので、履き込めば履き込むほどフィット感が研ぎ澄まされて、履きやすきなっていきます。

2022年から再流行している?!

最近のレトロスニーカーブームやネクストトレンドとして話題の「blokecore(ブロークコア)」の影響もあり、ノスタルジックな魅力のあるSAMBAに注目が集まっています。

「blokecore」とは、簡単に言うと”レトロなユニフォームを取り入れるなど、イギリスのサッカーファンを彷彿とさせるリバイバルファッション”のこと。

このスタイルをおしゃれに敏感な海外アーティストやファッション関係者が支持していることも、SAMBAの人気が再燃している理由の一つです。

SNS上でSAMBAを紹介する有名人が増えたことで、SAMBAを知らなかった世代からも注目されるようになりました。

既に人気サイズが品薄で、手に入りにくい状態なのでマイサイズがあればお早めにゲットしておくのがおすすめです。

編集部レビュー!SAMBAのサイズ感&履き心地について

サイズ感

〈編集部A〉
普段のスニーカーサイズ:25.0cm
甲の高さ:低い
足の幅:普通
SAMBA着用サイズ:25.0cm
〈編集部Aのコメント〉

甲の高さがやや浅めの作りだという口コミも多く、25.5cmも試着しましたが、私自身甲の高さが浅めなこともあり、普段のスニーカーサイズと同じ25.0cmを選びました。

アッパーの作りとしても分厚い素材ではないため、窮屈な印象もなく、デイリーシューズとして最適です。

VansやConverse, adidasのStan SmithやSuperstarなど、素材が薄めの作りのモデルや細身のモデルを履く際の自分のサイズを参考にするのもいいかもしれません。

足の幅が広いという方や甲が分厚い方はハーフサイズアップがおすすめです。

〈編集部B〉
普段のスニーカーサイズ:24.5cm
甲の高さ:普通
足の幅:普通
SAMBA着用サイズ:25.0cm
〈編集部Bのコメント〉

普段Converseの24.5cmを着用しており、SAMBAの25.0cmを着用してみるとやや大きく感じました。

ゆったり履きたい方や厚めの靴下を履かれる場合には0.5cmアップでちょうど良いと思います。

口コミにもある甲の高さですが、Converseほど浅いとは感じませんでした。

甲が高めの方は0.5cmサイズアップがおすすめですが、甲が浅め~普通の方であれば特に気にしなくても問題ないと思います。

履き心地

〈編集部のコメント〉

アッパーはレザー素材をベースに、つま先部分には強度を高めるためにスウェード生地のパーツが重ねられており、元々サッカーシューズとして誕生したこともあってタフな作りに感じました。

土踏まずの部分にフィットするようにインソールに凹凸があるため、足全体をしっかりとホールドしてくれて、長時間履いていてもストレスなく快適に過ごせました。

シュータン部分がアッパーのスムースレザーとは異なり、少し薄く硬めの素材になっているので、型崩れする心配もなく着脱も簡単です。

▼数量限定!25.0cm在庫あり

SAMBAを使ったレディースコーデ

ここからは、adidasのSAMBAを使ったレディースコーデを紹介します。

大人スタイル×SAMBA

黒のジャケットとベージュのパンツにSAMBAを合わせたきれいめコーデです。

黒のSAMBAはクラシックかつレザーで上品な雰囲気があるので、きれいめコーデにもよく馴染みます。

足元にスニーカーを合わせて、コンサバにまとまりすぎない丁度よい着こなしになっています。

カジュアル×SAMBA

カジュアルコーデにSAMBAを組み合わせたコーデです。

濃いめのデニムにはホワイトベースのSAMBAが良く映えており、トップスとスニーカーの色を合わせることで、統一感のあるコーデに仕上がっています。

コーデのアクセントとして、カラーカーディガンを羽織っているのもおしゃれです。

ガーリー×SAMBA

フェミニンなスタイルのカーディガンとショートパンツを合わせたコーデです。

足元にSAMBAを取り入れることで、少しカジュアルな雰囲気もあるスタイリングに仕上がっています。

フェミニンすぎない着こなしなので、幅広い世代が真似できるコーデだといえます。

トラッド×SAMBA

フットサル用として開発されたSAMBAは、人気上昇中の"トラッド"なコーデにも活躍します。

黒のアイテムを取り入れることでコーデ全体がシンプルにまとめられ、大人っぽい雰囲気に。

大きめのアウターをチョイスすれば、程よく今っぽさをプラスすることもできます。

今、一押しのSAMBAを取り入れよう!

adidas_sambaの足元コーデ

レトロな雰囲気が漂うSAMBAは、おしゃれな人がこぞって愛用するトレンドアイテム。

どんなスタイルのコーデとも相性が良いので、1足持っていると毎日のコーデに役立ちます。

人気のSAMBAを足元に取り入れて、今っぽいおしゃれを楽しみましょう。

専門家監修

ナイキジャパン、アディダスジャパン、デサントなどスニーカー/スポーツ業界に携わり、MDやマーケティングと様々に活動してきた経歴をもつ、靴の製造工程からデザイン製作、販売やマーケティング・プロモーションに至るまで、スニーカーがいかに生み出され世に輩出されるかを熟知する専門家。
小学生の時に父親から譲り受けた、70’sデッドストックのadidas“Country”を皮切りに、スニーカーの虜に。
自身も300足を超えるスニーカーコレクションを誇り、中には世界に1足しかないレアスニーカーや某有名コラボモデルのサンプル版なども所有。
スニーカーの歴史から、専門的な製造背景まで多くを知る正真正銘のフットウェア・スペシャリスト。
Ishikawa interview about sneakers SNKRGIRL 石川 インタビュー スニーカー スニーカーガール
SNKRGIRL編集部
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神戸・東京・ニューヨークのメンバーと共にグローバルに活動するメディアチーム。

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