ニューヨークの多文化的な街並みで培われた感性、フォトグラファーとしての鋭い視点、そしてHOKAの元スタッフとしてのスニーカー知識――多彩なキャリアを持つAkariさん。
ダンサーとしてのルーツを持ちながら、日本と海外での経験を生かし、HOKAの店員としても働いたこともあったりと、カルチャー、ファッション、アートなど、表現の垣根を超えて様々な繋がりを広げています。
現在はフォトグラフィーをはじめとしたアーティスティックな活動を広げる彼女のストーリーをご紹介します。
ダンスを通じてブラックカルチャーを愛した20代
Akariさんのストーリーは、10代で始めたダンスへの情熱から始まります。
ヒップホップやレゲエといったブラックカルチャーに深く触れ、そのリズムや文化に魅了されたといいます。
彼女にとってダンスは単なる趣味ではなく、カルチャーを理解し、尊敬する方法の一つでした。この経験が、後のニューヨークでの生活やフォトグラフィー活動へと導いていきます。
「ブラックカルチャーは私に表現の自由さと、文化への敬意の大切さを教えてくれました」と語る彼女。10代の頃から培ったこの感性が、彼女のクリエイティブな活動の原動力となっています。
ニューヨークでの生活:カルチャーの交差点で得たもの
Akariさんは、20代の頃にニューヨークで5年以上の生活を送りました。彼女が選んだエリアは、ブルックリンやハーレムといったカルチャーの中心地。そこでは、多様な人々やコミュニティと触れ合い、彼女自身の価値観と表現がさらに磨かれました。
「ニューヨークは、どんな背景やアイデンティティを持つ人でも自分を表現できる街。ブルックリンやハーレムでの経験は、私の中の固定観念を壊し、新しい視点を与えてくれました」とAkariさんは言います。
ニューヨークでの経験は、彼女のフォトグラフィーやアート活動に大きな影響を与えただけでなく、人としても、他者理解、異文化理解など、コミュニケーションにおいても大きな成長をもたらしました。
帰国後の活躍:フォトグラファーからHOKAのエキスパートへ
日本に帰国したAkariさんは、フォトグラファーとしての活動もスタート。イベントやアーティストの撮影を手掛けると同時に、アートとしてのフォトグラフィーにも精力的に取り組みました。
彼女の写真は、単なる記録に留まらず、被写体の持つストーリーや感情を引き出す作品として評価されています。
その後、HOKA直営店のショップスタッフとして関東圏で勤務を始めたAkariさんは、1日100人以上の顧客と向き合いながら、HOKA製品の特性や機能性を深く理解するプロフェッショナルへと成長。
「HOKAのスニーカーは、単に履きやすいだけではなく、ライフスタイルを向上させるパートナーだと思います。お客様のニーズに合ったシューズを提案し喜ばれるととても嬉しい」と語る彼女。
彼女の親しみやすさと専門知識により、多くのお客様が彼女を慕っています。
また、SNKRGIRL編集長とも親交が深く、シューズの選び方やスタイリングに関するアドバイスを求められることも多いAkariさんは、HOKAのエキスパートとしても信頼を寄せています。
Akariさんのこれから
ダンス、ニューヨークでの生活、フォトグラフィー、そしてHOKAのエキスパートとしてのキャリア。それぞれの経験がAkariさんを支え、彼女のユニークな視点を作り上げています。
これからも彼女の活動が、多くの人々に影響を与え、インスピレーションをもたらすことでしょう。
Akariさんの未来には、さらなる可能性が広がっています。