兄弟喧嘩による分裂からスタートしたPumaは、設立当初の1948年第二次世界大戦後最初のサッカー西ドイツ代表試合にて、複数人の選手がPumaのスパイクを着用するなど、出だしは好調。
しかしながら、Adidasとは対立が続き、プロ・アマ問わず多くのスポーツシーンでアスリート争奪戦を繰り広げていました。
1973年には、当時ニューヨークで活躍していたプロバスケットボール選手"ウォルト・クライド・フレイジャー"のシグネチャーモデル「プーマ クライド」を制作し、このモデルは"Puma Suede"の礎になったと言われています。
98年には、ジル・サンダーとのコラボモデルを発表し、当時は珍しかったスポーツメーカーとハイファッションとのコラボが大きな話題となりました。
そこからPumaは多くのブランドとタッグを組み、スポーツとファッションの架け橋となり、スポーツ選手だけでなくファッショニスタにも愛される存在になったのです。
今ではさまざまな著名人とパートナーシップを締結し、ブランドとして75年以上経った今も世界的なスポーツブランドとしてスポーツとファッションを繋いでいます。