1920年、「ダスラー兄弟商会」設立。
1924年、靴紐の変わりにゴムの付いた革底を使用した体育館シューズを開発したことがきっかけとなり、地元の体育協会が大量に靴を注文したことでブランドは軌道に乗り始めました。
世界恐慌の影響を受けながらも、ベルリンオリンピックの効果によって再びブランドは盛況となります。
戦争を機に一時生産をストップすることになったが、戦後まもなく生産を再開。
しかしこの「ダスラー兄弟商会」は1948年兄弟喧嘩を機にアドルフ、ルドルフの兄弟は独立を決意。
アドルフは「Adidas」、ルドルフは「RUDA」を設立し、別々に事業を始めることになります。
1965年にはテニスシューズ「ハイレット」を発表し、人気になりました。
このハイレットは、後にAdidasを代表するスニーカーのひとつ、Stan Smith(スタンスミス)です。
1970年、オールレザーのバスケットシューズ、「Super Star(スーパースター)」発表。
サッカーのFIFAやオリンピックのIOCなど国際的スポーツ組織を巻き込んで、スポーツをビジネス化することに成功しました。
こうしてAdidasは世界一の売上高を誇るスポーツブランドにまで成長しました。
2001年、ストリートスポーツウエアブランド「adidas Originals (アディダス オリジナルス)」をスタートすることになります。
1972年から1996年までの間「adidas社」のカンパニーロゴであったトレフォイルロゴ(三つ葉のロゴ)をシンボルマークとし、アスリートのために開発された復刻商品から、流行を取り入れたファッション性のあるアイテムなどを展開。
スポーツブランドとしてだけではなくファッションブランドとしても地位を確立することとなりました。
またAdidasやAdidas Originalsはコラボレーション企画も多く、例としてHYKE(ハイク)、Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)、Stella McCartney(ステラ・マッカートニー)、DIESEL(ディーゼル)、Alexander Wang (アレキサンダーワン)、Palace Skateboards(パレス・スケートボーズ)や、
2018年9月にはドラゴンボールとのコラボなども実現することで注目を集めています。