プレッピースタイルについて気になっている女性も多いでしょう。 この記事では、プレッピースタイルとはどのようなファッションなのか解説し、代表的なアイテム、着こなしのコツ、おすすめのブランドを紹介します。
近年、ファッション誌やSNSで「プレッピースタイル」が注目を集めています。
ここでは、プレッピースタイルの意味や語源、「トラッド」「アイビー」との違いを解説します。
プレッピーとはアメリカの名門私立高校に通う学生たちのファッションをコーデに取り入れたスタイルのことを指します。
ブレザーやカーディガンなど学生らしいアイテムを使い、気品や育ちの良さ、知的さを感じさせる着こなしが特徴です。
「プレッピー」という言葉はアメリカで名門私立高校(大学進学校)を意味する「プレパラトリースクール」を略してプレップと呼ぶことがプレッピーの語源とされています。
トラッドとは、流行に左右されないイギリスの伝統的なコーディネートで、シャツやジャケットなどを使ったクラシカルなスタイルのこと。
アイビーは、アメリカの名門大学「アイビーリーグ」の学生たちが着るようなスタイルを指します。
一方プレッピーは、アイビーリーグへの進学を目指すプレパラトリースクールの学生たちのスタイルと位置づけられています。
アイビーよりもカラフルなアイテムを取り入れ、少し着崩した遊び心のあるスタイルというのが異なる点です。
プレッピースタイルの代表的アイテムを6つピックアップしてお伝えします。選ぶ際のポイントについてもご紹介。
via ZOZOTOWN
ジャケットやブレザーは、プレッピースタイルの意味のひとつ「学生」をイメージさせられる必須アイテムです。
ネイビーやダークトーンなら、知的で大人っぽさを演出できます。
エンブレム付きやチェック柄のものなら、より学生っぽさを加えられるのでオススメです。
カーディガンも「学生っぽさ」を演出できるので、プレッピースタイルには欠かせないアイテムのひとつです。
規則的にダイヤモンド型が並んだアーガイル柄やラインが入ったデザインを選ぶと、まじめで知的な印象を加えられます。
ぴったりジャストサイズのカーディガンを選んだり、シャツと合わせたりするとキリッとしたイメージを与えられるでしょう。
カレッジロゴが入っているパーカー・スウェットも、プレッピースタイルに取り入れるべきアイテムのひとつです。
インパクトがある大きめのカレッジロゴが入ったパーカー・スウェットなら、おしゃれな印象を与えます。
フード付きのパーカー・スウェットにジャケットを合わせるのもプレッピー感を演出するポイントです。
チノパンも、プレッピースタイルでは外せません。
シャツをインしてベルトをすれば、ウエストラインを強調できるので、女子らしい華奢さを演出できます。
ベージュなら、適度なラフ感を出せるのでおすすめ。
ジャケットやカーディガンとの相性も抜群です。
デニムも着こなしによっては、プレッピースタイルに合わせやすいアイテムです。
例えば、ジャケットやニット、シャツなどとデニムを合わせれば、プレッピーらしさを演出できます。
細身やストレートのもので、できるだけ濃い色のデニムを選ぶのがポイントです。
裾を折り返し、カラーソックスを見せて履くのも遊び心があって◎
プレッピーの意味である学生らしい雰囲気を出すため、足元にローファーを取り入れるのもテクニックです。
黒やブラウンなどの定番カラーなら、よりクラシックな学生感を演出できます。
デザインはシンプルなものだけでなく、タッセルやビットなどさまざまな種類があるので、自分好みのものを取り入れてみましょう。
ここでは、プレッピースタイルをおしゃれに着こなすコツを紹介します。
via @flower__530
チェックアイテムやローファー、ジャケットなどを取り入れて、学生っぽさを出すことも着こなしのコツです。
黒フレームのメガネなど、小物を合わせることでもさらにプレッピー感を演出できます。
上質できっちりした印象のアイテムを取り入れつつ、ラフに着崩すのがポイントです。
例えば、ジャケットにハープパンツを合わせてみたり、ジャケットやカーディガンを肩掛けしてみたり。
きちんとしたコーデの足元に、あえてスニーカーを合わせるのも◎
via @k._.k000616
プレッピースタイルは、遊び心をプラスすることも重要です。
コーデのポイントとして赤や黄色などのポップなカラーを取り入れれば、少しやんちゃで遊び心のあるコーデが演出できます。
前述したように、メガネやベレー帽などの小物を取り入れてみるのもオススメです。
ここからは、プレッピースタイルにおすすめのブランド4つを紹介します。
シャツやカーディガンなどプレッピースタイルにぴったりのアイテムを多く取り扱っています。
ぜひ参考にしてみてください。
via RALPH LAUREN
ラルフローレンは、デザイナーの「ラルフ・ローレン・リフシッツ」により、1968年にアメリカで立ち上げられました。
認知度が高く、世界中から愛されている人気ブランドで、ポニーのロゴはラルフローレンの象徴とされています。
アメリカのライフスタイルをイメージした、品の良いデザインが特徴のブランドです。
via TOMMY HILFIGER
トミーヒルフィガーは、創業者の「トミー・ヒルフィガー」により、1985年にアメリカで立ち上げられました。
ブランドのコンセプトは「クラシック アメリカン クール」。
アメリカの伝統的なファッションに新鮮さを取り入れたスタイルが特徴で、世界中の幅広い層から人気の高いブランドです。
via FRED PERRY
フレッドペリーは、テニスプレイヤー「フレデリック・ジョン・ペリー」により、1952年にイギリスで立ち上げられました。
モッズと呼ばれる1950〜1960年代の若い労働者に流行したファッションや音楽、ライフスタイルなどの文化の中で好まれ、不動の地位を手に入れたブランドです。
おなじみの月桂樹のロゴマークは、創業者がプレイヤーとして活躍していた当時のウインブルドンのロゴマークとされています。
via LACOSTE
ラコステは、テニスプレイヤー「ルネ・ラコステ」により、1932年にフランスで立ち上げられた、スポーティなイメージがあるブランドです。
トレードマークとして広く知られているワニのロゴマークは、創業者「ルネ・ラコステ」がプレイヤー時代に呼ばれていた「アリゲーター」や「クロコダイル」といった、あだ名が由来となっています。
プレッピーは、遊び心がありつつも、上品で知的さをイメージさせるスタイルです。
おでかけはもちろんのこと、お仕事にもぴったりなプレッピースタイルを楽しみましょう。
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