お洒落大好き芸人【"光永(ひなた)"特別インタビュー vol.3】コーディネートのマイルールやオンオフの切り替え

お洒落大好き芸人【"光永(ひなた)"特別インタビュー vol.3】コーディネートのマイルールやオンオフの切り替え via @hinata_official__

吉本興業所属のピン芸人「光永(ひなた)」さんへのインタビュー第3話。

コーディネートのマイルールや、光永さんならではの選ぶ時のポイントも教えていただきました。

ファッションブランドのプロデューサーなど、多彩な顔を持つ光永さんならではのこだわりを深堀り!

INDEX

芸人“光永”としてのスニーカー

SNKRKGIRL編集長:スニーカーとお笑いの関係、芸人のひなたさんとして選ぶスニーカーは?

芸人としてだったら、いつでも動きやすいスニーカーを選んで履いています。

元々器械体操やってたので、アクロバットが得意なんですけど、いつでも舞台上でバク転できる靴を履いてます。

それこそ、ヒールは舞台上では履かないですね。

全部スニーカーかも。それか、たまにローファーとか。

バク転は極端ですけど、お笑いのコーナーとかで動きやすいようにしたいので、基本服が可愛らしくしても絶対にスニーカーですね。

SNKRGIRL編集長:アクロバットしないといけない場面とか、してくださいって話になったときに、アクロバット用のスニーカーはありますか?

アクロバットする時用の靴はないです。スニーカーは基本的になんでも。

でも、コンバースみたいな靴底が薄いペタンコ系は足のクッション性がないので、UGGとかAir Maxとか、キュッと絞れるやつですね。

絞れて足に負担ないモデルを選びます。

コーディネートを組むときのマイルール

SNKRGIRL編集長:結構自分のキャラや個性をフックに着こなしで自信を表現してるイメージがありますが、スニーカーも絶妙に合わせてますよね。
コーディネート組むときのマイルールとまでいかなくても、合わせ方だったりとか、自分はこう合わせるの好きみたいなのありますか?

私は365日コーディネートを変えてるんですよ。

だから着回し大喜利じゃないですけど、このワンピースでどれだけの可能性を出せるかみたいに考えるのがすごい楽しいんです。

このTシャツ、この色やとこの色と組み合わせて...とか大失敗を繰り返しながら可愛いの見えてきた!って感じで。

靴は結構最後に決めることが多いです。

ワンピースだけ合わせるとか、デニムとTシャツとかだったら、靴主役のコーディネートをすぐに考えれるんですけど、

レイヤードとか好きなので、重ね着とかいっぱいしたあとに、最後靴でバランスをドンと組むのが得意というか、

最後は靴に任せるみたいな感覚で、コーディネートの組み方は服を決めたあと、最後に靴を選ぶことが多いですね。

SNKRGIRL編集長:そのアイデアに付き合っていけるだけの靴のコレクションが必要ですよね?だからこそスニーカーも増えていったみたいなところもある?

それはあります。「ここに青の靴があったら...」みたいなこともめっちゃありました。

今この話をしていて思いましたけど、新しいスニーカーを買う時に、持ってない色から探します!

「この水色のスニーカーが可愛いけどこの前水色の靴買ったよな。もう水色持ってるから、それならピンクにしよう」みたいに、持ってない色で選んでるかもしれないです。

コーディネートを組むときに、それで色拾ったりとかしますね。

SNKRGIRL編集長:アイテム1個をどう着回すかを考えるのが楽しいとおっしゃっていましたが、それでしっくりこないときはどうしますか?

しっくりこないときは着替えます!笑

外に出た後に、光り加減とかでイメージと違うってなることとか全然ありますね。

その日のコーディネートって、それでその日のご機嫌が変わるので、もうひとつやなって思ってるとずっと自信がなくなったりとか、今すぐ服を買い足したい、早く家に帰って着替えたいとか思います!笑

服好きな人とかの間ではあるあるですかね。

あと単純に雨ふってきたとか...。新しいスニーカーなのに、外出たら結構な雨。

今日のこのコーディネートやめよう、白スニーカーはさすがに...みたいなこともあります。

ファッションで自分自身の印象を変える

SNKRGIRL編集長:服を決めるときって、どうやって決めてますか?その日の気分?

もちろん気分もありますが、天気予報を見て、その日の仕事の内容、会う人のこととか決めて考えます。

例えばお仕事でライブとかだと私服が多いので、私服でコーナーとかに出るときに、結構動きがあるコーナーがあるときは、もちろんスカート履けないし、とか。

今日のお客さんはいつも来てくれてる人で、もうすでに私のことを知ってくれてるからってことで、自由にその日の気分で好きなの着るときもあれば、

一見さんで私のこと知らない人多いなって時は、わかりやすくポップなこの服にしようとか意識することもあります。

あとは舞台の上では黒を着ずに、黒は私服でしか着ないです。

結構服でこの人こうやなってイメージする人も多いと思うので、自分の見せたいイメージと合わせて、衣装として選ぶこともありますね。

ファッションで感じる“繋がり”も

あと、友達とか相手に合わせてコーディネートを選ぶ時もあります。

結構それでバチっとあったときは、めっちゃ嬉しくって。

私半年くらい木村祐一さんと2人で番組させてもらってたんですよ。

キム兄(木村祐一さんの愛称)もすごいオシャレさんで、結構色とかもいれて、本当にいろんなジャンルの服を着るんです。

やっぱりキム兄と一緒に並んでのトークライブなので、「キム兄今日何着るかな」じゃないけど、その日の気分で、キム兄と並ぶということをなんとなく頭に入れてコーディネートを考えるんです。

そしたらトータル10回くらい服揃ったんです。

赤と赤のデニムでとか...それがめっちゃ嬉しかったのを覚えてます。

「またかぶったやん」とか笑いながら話したりとかして。打合せもしていないので、それでたまたまマッチした時には、朝会ったときに二人が笑っちゃうみたいな。

「今日も被ったな」とか笑い合いながら話せるのも嬉しいし、そのあとの掛け合いのリズムも良かったりして。

以前、コットンのきょんと一緒にラジオを4年くらいやってた時もそうでした。

その時もなんとなくきょんと一緒にやるからっていうので、頭の中で揃えようとは思ってないけど、なんとなくでコーディネート組んだら、それもめっちゃかぶる機会が多くて。

そういうのが嬉しくて、友達と会ったときに系統が一緒とか、写真撮ったときに様になるとか、今日会う人に合わせてとか考えてコーディネートを組むのも結構やりますね。

オフの時の服装は違う?

SNKRGIRL編集長:共演者とか考えて合わせた時はそうなるとして、オフの日とかはまた違いますか?

オフの日は、めっちゃかわいいワンピースとか着れますね。

SNKRGIRL編集長:仕事がある日は着ないんですか?

あんまり着ないですね。

そういう服装を着るキャラじゃないからとかではなくて、仕事の時はどうしても動きやすい服装重視になってしまいます。

あと、おもんなさそうとか思われたくないからでしょうか...(笑)

なんとなくですけど、仕事の日にフリフリ着ないみたいな感覚かな。

あと、オシャレな友達と遊ぶ時とかは結構いつも以上にアクセサリーとか選んだり、オンとオフでは違う面もあると思います。

あと普段劇場とかに行くと芸人が多いので、早着替えとかの必要もあったりしてカバンとか服を床に置いたりっていうことがよくあるんです。

やっぱり雑に扱いたくない服とかあるじゃないですか。そういうのを遊びの時に着れるっていう楽しみがあります。

SNKRGIRL編集長:芸人としての自分のときは、ボーイッシュ寄りの方が多いし、スイッチ入る感覚ですか?

そうですね。あと服に性格が持っていかれそうで、仕事の時はボーイッシュで動きやすい服装が多い気がします。

あと芸人に囲まれてると、ダメージ入ってるタートルネックとかベスト着てたら、戦ってきたんかみたいに隅々までいじってくれるので、いじられすぎないようにとか(笑)

仕事のある日とお休みの日ではまた違った感覚でおしゃれを楽しんでいます!

スニーカーあるあるを発見!

「スニーカーあるある」で思い出したのは、スニーカー好きな人は平気で素手で靴触るってことです!

靴って触りたくないじゃないですか。靴底とか。

でもスニーカー好きな人って、自分のスニーカー紹介するとき平気で底触るんです。

「平気で素手で靴触るやん」って思ってました(笑)

多分普通触らないんですよ。

だけど靴好きな人は、人が履いてた脱ぎたての靴も、顔の近くまで持ってくるなんて嫌ですけど、スニーカー好きな人が靴を綺麗に管理してるっていう理由もあるかもしれないですが、これカッコいいね~みたいな人の靴をべたべた素手で触ります。

それで、トイレも行ったのにみたいな(笑)

「スニーカー好きは素手で靴をすぐ触る」これはスニーカー好きあるあるですね。

光永さんにとってスニーカーとは

SNKRGIRL編集長:芸人やオフの時も含めた光永さんにとって、スニーカーはどんな存在ですか?

スニーカーは、自分のご機嫌とれるものでしょうか。

特に気にして履いてないですけど、スニーカーってテンションあがりませんか?かっこいいスニーカー履いてるときとか。

その日座ってるときに足を見たら、ちょっと写真撮りたなるとか、自分の気分をあげてくれるもののひとつです。

それは服とか鞄とか時計もそうですけど、スニーカーも自分の気分を上げてくれるひとつです。

芸人としての自分にとってのスニーカーは、商売道具のひとつでもあり、自分らしさを表現するにあたっても欠かせないものです。

SNKRGIRL編集部
SNKRGIRL編集部
神戸・東京・ニューヨークのメンバーと共にグローバルに活動する編集部メディアチーム。

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