1985年にNike(ナイキ)のプロモーションの一環として行ったカレッジカラープログラムで誕生したバスケットボールシューズがNike Dunk(ナイキ ダンク)。

カレッジカラープログラムでは、1983年-1984年シーズンのNCAA Men’s Basketball Tournament(全米大学体育協会男子バスケットボールトーナメント)に出場した名門校とされる大学を対象に、各大学のチームカラー落とし込んだバスケットボールシューズが販売されました。

11校を対象に7色のカラーリングで販売されたDunkは、当時では珍しかったブラックやホワイトをベースにしたバスケットボールシューズではなく、カラーバリエーションが豊富でした。

素早い動きのサポートするデザインや接地感覚と軽量性に特化したソールユニットなどのパーツは、“Air (エアー)”がない当時では最高のテクノロジーが凝縮されており、現在でも人気の劣ることのない名作モデルの誕生となりました。

Dunk Lowは標準よりもややタイトな作りのため、ハーフサイズアップか1サイズアップがおすすめです。

横幅が広かったり甲が高かったりする場合は、1～1.5サイズ上げてもよいでしょう。

Dunk Lowの場合は、結び目近くのシューレースホールが2列あり締め付け具合を調節できるため、少しゆとりを持ちたい時は都度調整が可能です。

代表的なツートーンをはじめ、シンプルなワンカラー、コーディネートにスパイスを効かせてくれるカラフルなデザインなど、バリエーション豊富に揃うDunk Low(ダンクロー)。

長年愛され続けるミニマルなシルエットは、あらゆるスタイリングとも相性抜群で、一つ持っておくとコーデの幅がぐんと広がる優れもの。

かっちりめのジャケットにあえてストリートの定番とも言えるダンクを合わせるなど、こなれ感のあるスタイリングにアップデートしてくれるはずです。