1985年にカレッジバスケットボール向けに開発されたDunkは、1980年代、スケーター中心に売れ続けたことから、2002年にはNikeのスケートボードラインのNike SBとしてスケーターのニーズに合わせたモデルも誕生。
スケートシーンとストリートデザインを結びつけたことにより、幅広い世代のスニーカーヘッズに絶大な支持を受けているモデルとなります。
今後女性ファッション業界でも大注目のウィメンズモデルのSB Dunkシリーズをご紹介します。
2020年のDunkリリースラッシュは目を張るものがありましたが、近年のウィメンズリリースの波は、Nikeが女性ユーザーを獲得するためにウィメンズサイズを多く展開したことも理由の1つだと言われています。
特に今年は新しいDunkの形としてDisruptがリリースされ、ウィメンズサイズにもかかわらず、男女共に人気を得ていました。
1985年に発売され35年、Nike Dunkは1990年代以来となるスニーカーブーム再来のダークホース的存在としてリリースされ続けてきます。
Disrupt, Varsity Purple, CDGコラボなど、ジョーダンに比べればリリース数は少ないものの、それぞれ確実に爪痕を残したともいえる存在感のあるモデルばかりでした。
Dunkの新しい顔となった”Nike WMNS Dunk Low Disrupt”。
デザイナーはもちろん、コスト設計やエンジニア、マーケティングなどリリースに至るまでの重要な役割全てが女性で構成されています。”Force Is Female (女性は力である)”をキャッチコピーにした”The1Reimaginsd(ザ・ワン・リマインド)”の精神を引継ぎ「DIsrupt」は誕生しました。
おなじみのシルエットに特徴的なアウトソールや、パネルのデザインが加わりましたが、Dunkの雰囲気は受け継がれたままデイリーユースに楽しめます。そんなNike渾身のDunk最新作をご紹介させていただきます。
2000年代初期のDunk Lowをベースに、女性らしさがうかがえるデザインをプラスされています。フォームが露出されたシュータン、少し厚め(1.3cm)のソール、柔軟で張りのあるレザーとメッシュで仕上げたアッパーが、上質なディテールを作り上げています。
1985年に全米大学バスケットボールリーグの隆盛をきっかけに、スクールカラーでアッパーを配色したNike Dunkが誕生しました。アッパーはメッシュで構成された柔軟性のあるつくりで女性らしいデザインが施されています。通常のDunkより1.3cm高いソールやヒールのプルストラップなどが人気なポイントです。
誕生から35周年を迎え、再び空前のムーブメントを起こしているDunk。”Nike WMNS Dunk Low Disrupt”はDunkからインスピレーションを受け開発されました。ボリューム感のある凸凹した段差のあるデザインが特徴的なソールが採用されています。
近年の大きなスニーカーブームのきっかけとなったDunkを再構築し、クラシカルなデザインをボリューミーなトレンドスタイルに進化させた最新作です。ミッドソールの凸凹を強調したチャンキーなデザインが目を引きサイドのスウッシュロゴもアレンジが加われています。
80年代当初のNike Dunkをベースに女性らしさにエッジのきいたデザインが破壊による変革を体現しています。特徴としては凸凹とした段差のあるソールや切りっぱなしのシュータンが上げられます。また通常のDunkにはないヒールタブもポイントです。
Nike Dunkが発売されて35年を記念して再構築された”WMNS Dunk Low Disrupt”。カラーブロッキングはオリジナルモデルをそのまま再現されていますが、アッパーはレザーだけではなく、メッシュ素材を採用されています。シュータンは最近よく見るようになりましたが、切りっぱなし仕様でソールは女性らしく1.3cm厚底となっています。
アッパー部分はインパクトのある総柄デザインの上に半透明素材で構築された”Comme des Garcons(コム・デ・ギャルソン)”とのコラボらしい大胆な仕上がりとなっています。世界中に熱狂的なファンを持つブランドギャルソンならではの挑戦的なデザインでスニーカーヘッズの注目を集めました。
スニーカーヘッズのみならず、世界中のファッショニスタたちが注目する最強タッグ”Comme des Garcons”とNikeのコラボレーションスニーカーとして、Dunk Lowが登場しました。Printとの違いはアッパーの総柄デザインがなく、シンプルな仕上がりになっています。クリア素材はそのままで特徴的なディテールなことに違いありません。
女心を鷲掴みにするパープル使いが人気だったこちらは、シリーズ屈指の人気カラー”Varsity Purple(バーシティパープル)”。
2000年代にスウッシュとボディカラーを反転させ、リリースされた通称「裏ダンク」。従来の名作にクリアソールを新しいアイデアを加えた最新作となりました。
2000年代以来の空前のスニーカーブームの中で生み出された新しいDunkの形 ”WMNS Dunk Low Disrupt”が、男性のスニーカーファンまでを虜にするほど、人気上昇もとどまるところを知らないDunkウィメンズシリーズ。
これから先も多くの女性たちに注目されるDunkシリーズのリリースを期待していきましょう!
出典:
Digi Today:ナイキ は2020年、エアマックスで「女性客」を狙い撃ち