前人未到のグランドスラムで23回の優勝経験を持ち、生涯獲得賞金約87億円を超える、スーパーアスリート「セレーナ・ウィリアムズ」が、ナイキとのパートナーシップにより、新世代のデザイナーを育成するための実習プログラムを2019年にスタート。

2020年には、10人の若手デザイナーがオレゴン州のナイキ本社で6カ月間を過ごし実習を経て、9月1日に「SWDC1コレクション」にて制作したプロダクトがお披露目されてました。

選ばれた10人は、セレナにインスパイアされたフットウェア、アパレル、アクセサリーなどを、パフォーマンス向けとライフスタイル向けの両方のプロダクトの制作に取り組み、アスリートとしてのセレーナや彼女のストーリーやフィロソフィーをデザインに落とし込んでいます。

パフォーマンスを向上させる機能性を兼ね備えただけではなく、コート内でも外でも "Stand Out (スタンド・アウト＝目を引く存在)"でありたいという自己表現のツールにもなる様なデザイン性を追求。

本コレクションについてセレーナ選手も、

「未来のスポーツは、クリエイティブで、インクルーシブで、無限の可能性が広がっています。そして、世界の誰もがスポーツをプレーできるようになっていきます。未来へ繋がるようなスピリットが、ナイキでもスポーツ業界でも、世界中でも、デザインに広がっています。今回のパートナーシップと通じて、次の世代がこのプログラムにインスパイアされ、参加したいと思ってくれることを願っています」

と語ってています。

大坂なおみ選手の様に、セレーナに憧れてスタープレイヤーになったアスリートもいるように、若い世代への影響力や魅力の溢れるセレーナ・ウィリアムズ選手のプロジェクト「SDWC」。

今後どんな若手やプロダクトが輩出され、世界を魅了していくのかが楽しみです！

【10人のデザイナー】

via Nike

Emiko McCoy：アパレルデザイナー

私たちは黒人のデザイナーです。私たちはずっと"ここ"にいましたが、その存在を人々は知らなかっただけです。

via Nike News

Toussaint King：フットウェアデザイナー

"私のデザインは、私の出身地の縮図のようなもの。実際の経験をもとに、それをガンボスープ (アメリカ南部で有名なソウルフード)に入れて調理する様にプロセスし、最終的にそれらをデザインへとたどり着かせるのです。"

via Nike News

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【アパレルプロダクト】

via Nike

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