それでは、防水スプレーをどうやってスニーカーにかけて、使うかを解説します。
防水スプレーの製品によっては、若干乾燥時間や手順が異なることもありますが、Crepの使い方を元に、一般的にも使える方法をまとめました。
また、有名スニーカーYoutuberさんの MARQUEE PLAYERを使ったスプレーの使い方説明動画も参考にしてみてください。
ブラシなどで軽く汚れを落とす
防水スプレーを振りかけたいスニーカーをキレイな状態にしておきます。
汚れがある場合は、汚れを落としておくことが重要です。
汚れがある状態で防水スプレーを振りかけると、「汚れを閉じ込めてしまう」原因になり、スニーカーが傷む可能性があります。
屋外に出てスプレーを吹きかける
防水スプレーは必ず屋外で使用しましょう。例えば過去にこんな事件が起きました。
自宅の浴室でカッパや登山用品に防水スプレーをかけていた男性が、密閉された空間で防水スプレーを吸ってしまい亡くなってしまいました。
この悲しい事件の原因は「有害な樹脂」を吸ってしまったことです。
防水スプレーにこの樹脂が含まれていると、肺に付着して酸素が上手く取り入れられなくなるのです。
そのため、防水スプレーは「必ず外で使用」してください。
近年、危険な化学物質をほとんど使用していない防水スプレーもありますが、同じように外で使用するべきです。
他にも、小動物の周りで防水スプレーを使用すると即死する恐れがあるので、ペットを飼っている方も十分に気をつけましょう。
20~25cmほど離して、5秒程度吹きかける
スニーカー全体に振りかけるように「30cmほど距離」をとって防水スプレーを振りかけます。
1点に集中して振りかけると「ムラ」ができる恐れがあるので注意しましょう。
15分以上乾かす
防水スプレーを振りかけたスニーカーは15~60分程度乾かすようにします。
しっかりスニーカーの表面を乾かすことで「防水効果」が発揮します。
乾いたスニーカーにもう一度防水スプレーを振りかければ、防水機能が2層にコーディングされ、より防水効果を高めることができます。