ニューヨークはとても興味深い傾向があって、みんな同じ街に住んでいるからまたおもしろいのよね。
ニューヨークは異なる人種や文化が混在しているの。
例えば、下にはアジア系の人が住んでいて、上にはアフリカ系アメリカ人が住んでいたりする。
隣にはドミニカ系の人、ここにはプエルトリコ人が住んでいて。
そうやって、異なる民族や文化背景を持つみんなが互いに近くに住んでる。
「何してるの?」「何が食べたいの?」「わあ!そのスニーカー履いてるの?良いね!」「元気してる?」って会話してそうやって私たちはみんな一緒に育ってきた。
だから、私たちの親は家や車を持つことを求めてなくて、なぜなら、それは当時あまり現実的ではなかったから。
たとえ少しお金を手にしていたとしても、書類に名前書いて出したり、クレジットを得たりしなければならなかった。
私の両親はそういうことを教えられなかったんだと思う。祖父母もそういうことを学び始めたところだった。
彼らはここに来てから、つまり、私の祖父母はこの国に来て後から来たし、そこから働き方を学んだり、
うまく生活をやり抜く方法を学んで、英語も勉強したりすることもとても大変だった。
そこから時間が経って、世の中の誰しもが尊重されたり、自分の存在を知ってほしいでしょ?
私たちはそうやって声をあげて自分の存在を知らしめようとしていた。
だから、フッドでスニーカーを履くことに繋がっていくの。