【Air Max Day 2022 特別企画 #1：履き心地 BEST5】マニアな女性コレクターがおすすめする履き心地抜群のモデルとは!?

皆さんも1度は耳にしたり手に取ったことがあろうAIR MAXは、既にお持ちになって愛好されている方も多いモデルだと思います。

そんなAIR MAXは、遡ること1987年に初代「AIR MAX 1」がリリースされ、2022年が生誕35周年を迎えます‼︎

流行り廃りなく、Classicなモデルも残りつつ、年々進化するAIR MAXにはその時代をイメージさせるの魅力がいっぱい詰まった1足になっています。

AIR MAXとは、「AIRソールクッショニングシステム」を搭載したモデルを総称します。

では「今、人気のAIR FORCE 1やAIR JORDANとはどう違うの？」と思う方もいるかもしれません。

大きな違いは、"AIR"が搭載され、MIDソールにAIRの窓が付いた"ビジブルAIR構造"であることです。

発売当初は、外からAIRが見えるモデルはAIR MAX以外に無く、非常に斬新なデザインと言えます。現在では、ソール全てがビジブルAIRのモデルも多数発売されて来ました。

靴底の中にエアバッグを埋め込むという発想を誰が思いつくでしょう‼︎

モデル毎にデザイナーが異なる場合は、同じAIR MAXでも様々な表情を見せます。その時代のファンションとリンクもしているので、合わせ方でいろんな楽しみ方が出来るスニーカーなのです‼︎

AIR MAX 1は、最初のモデルという事もあり他のモデルと比較してもデザインがシンプルで、全体的なボリューム感は控えめになります。

"オリジナル(OG)"と呼ばれる発売初期モデルの配色をを忠実に再現したモデルがシンプルなカラーリングが多いAIR MAX 1は、コーディネートの色合わせもしやすいです。パンツルックに合わせたカジュアルはもちろん、スカートにもスッキリ合わせれます。

実際の足入れ感は、幅が狭く感じられる方が多いので普段よりも0.5cm上げてサイズを選ばれるのをオススメします。

特に日本人に多い足形だと小指側が狭く感じる方が多いので要注意です‼︎

今年はアニバーサリーなので、1年通して様々なカラーリングを落とし込んだモデルがリリースされます‼︎

注目度の高い1足になりますね♡

AIR MAX 90は、お店でもよく見かけるモデルではないでしょうか。

ボディーにプラスチックパーツが使われる様になり、1と比較すると少しハイテク感を覗かせるディテールです‼︎

このパーツが搭載されることで足入れした時に気になる方もいるので、無理なく履くには0.5cm程サイズUPするのをオススメします。

旧モデルよりも大きいビジブルAIRを搭載しているのが90の特徴でもあり、よりクッション性に富んだモデルになりました！

その為、履き始めから足当たりの柔らかいモデルに仕上がっています。

更に、ボディーに使用されるカラーバリエーションや素材が多彩なのも90のポイントです。"Essential(ESS)"、"Premium(PRM)"、"Special Edition(SE)"などの定番のモデルとは異なるラインが多いのも特徴です。

特にPRM・SEは通常のモデルでは使用されない素材感や異素材の組み合わせ、カラーが目を引きます‼︎ 同じモデルはなかなか出難いので、ぜひお探しの際は商品名を要チェックしてみて下さい♡

AIR MAXの系譜の中でも特に女性からの人気があるモデルで、MIDソールの厚みもダッドシューズまでは行かない"程よい厚み"でコーディネートにも取り入れやすいモデルになっています。

過去の名作とガラッと変貌を遂げたAIR MAX 95。AIR MAXシリーズで初めて前足部にも可視化されたAIRが搭載された1足になり、マルチチャンバーAIRが搭載されたモデルでもあります。

OGにはアウトソールのジャンクプレートにAIRに搭載された気圧が書かれているのも重要なポイントですね‼︎(20PSI/25PSI/5PSI)

衝撃を吸収させたい場所には低い気圧、安定性を高めたい場所には高い気圧のAIRを配置し、クッション性・安定性を高めた作りになっています。

また、他のMAXと異なりシュータンとボディーにゴムが通してあります。このパーツがある事でボディーとの密着感が高まり履き心地に現れています。また、履き口も他のMAXと比べると深いのでより安定感が出ます。

ヒール周りのボリューム感は大きくなってきますが、対してつま先周りのシルエットはすっきりとしているので、綺麗なラインが表現できます。

NIKEの象徴であるSWOOSHロゴもヒール周りに小さめに入ったことで、スポーティー感が落ち着くデザインになります。

1998年にスニーカーショップ『FOOT LOCKER』の専売でリリースされたのが通称「マップラ」と呼ばれるAIR MAX PLUS  (エアマックス プラス)。

ヨーロッパを中心に若者に人気のモデルとなっています。NIKEで初めて樹脂半球状クッション材を組み合わせて進化させた“Tuned Air”(チューンドエア)を搭載したこのモデルは、半球帯のクッション材がサスペンションの役割を果たし、安定性と着地時の衝撃を緩和してくれます‼︎

ソールの形状は95と同じ形状を用いていますが、ヒール部分を見てみると、半球体のパーツが確認できます。

ボディーは、全体にラバーケージを使用しており、スニーカーが持つ細かいパーツを繋ぐステッチがほとんどありません。ケージがあることでボディー全体のホールド感を高めると共に、足入れ時のステッチの違和感を感じません‼︎

更に特徴的なカラーリングは、OGで採用されている「グラデーション」です。95のグラデーションよりもよりハイテク化したカラーリングは、足元を際立たせ、色合わせを楽しめること間違いないです‼︎

WMNSカラーは特に他のMAXシリーズにないカラーかわ落とし込まれているので、スタイリッシュなデザインと独特なカラーリングは、今のムードにピッタリな1足です♡

14年の時を経てアップデートされ2020年に復刻したAIR MAX 360 VAPOR。2006年のAIR MAX 360のベースはそのままに最新のソールユニットを搭載した新たなハイブリッドモデルです。

オリジナル発売時は、その当時なし得なかったフルレングスAIRを搭載し革新的モデルでした。

その360ソールから更にアップデートされたAIR VAPOR MAXのソールを搭載した履き心地は、従来のVAPORだと土踏まずの足当たりが気になる方もいましたが、クシュロン層が入る事で柔らかい履き心地を生み出しました。

こちらのモデルは、ハイブリッドの起源でもあります。2006年 "HISTORY OF AIR"のリリース時同様、このモデルの発売開始以降、AIR MAX 95、AIR MAX 97、AIR MAX PLUS等のモデルを使用し歴史に残るモデルたちが生み出されました。

カラーリングは、オリジナル同様1987年発売のAIR MAX 1 "UNIVERSITY RED"を落とし込み、初代AIR MAXへのリスペクトを感じます。

最も注目したいのはアイスティの刻印。「2020」の刻印が、時を経てAIR MAXの進化と普遍が表されています。

AIR MAXだけに限らず、スニーカーのサイズ感を合わせる時のポイントを改めて紹介致します‼︎

着用前にシューレースを必ず緩める

初めて履くスニーカーや新品は、特に足の甲周りまでしっかり絞められています。

そのまま履いてしまうと非常にキツく感じるだけでなく、スニーカーにもダメージがあります…

緩めてから自分の足の形に合ったシューレースの締め方で正しいサイズ感が分かりやすくなります‼︎

AIR MAXは、モデル毎に様々な表情をしています‼︎

もちろんモデルによって合う合わない、好き嫌いもあると思います。

ぜひ、実際に手に取って貰いご自身のお気に入りの1足を見つけてみて下さい♡

【コラム筆者】
菊地真奈美さん：日本の数少ない女性スニーカーコレクターの1人で、所有数は300足を超える。学生時代に陸上部だったことから靴の履き心地を意識し始め、靴と向き合う中で、Air Presto (エアプレスト) の履き心地とデザインに衝撃を受けてからスニーカーに興味を持ち始める。特にエアマックスへの愛着が強いエアマックスマニア。