もう痛くない!スニーカーの靴擦れ対策を徹底解説:かかとの靴ずれ対策や靴擦れ防止グッズまで

もう痛くない!スニーカーの靴擦れ対策を徹底解説:かかとの靴ずれ対策や靴擦れ防止グッズまで





お出かけはもちろん、通勤にも便利なスニーカー。近頃素敵なスニーカーが数多く販売され、つい新しいものを買ってしまいます。

しかし、新しいスニーカーを下ろした時にたまに起こってしまう「靴ずれ」問題。

楽ちんな靴というイメージのあるスニーカーでも、「靴ずれ」してしまうと辛いです。

この記事では、日常的にスニーカーを履く機会が多い女性に向けて、スニーカーで靴擦れ問題を解消すべく、靴ずれの原因と対策、おすすめの靴ずれ防止グッズを紹介します。

INDEX

スニーカーで靴ずれしたときの対策

靴ずれは放っておくと、どんどん症状が酷くなる可能性が高く、痛みを感じた時点ですぐに対処することが大切です。

靴ずれをする前に少しでも予防できる、3つの対策方法を紹介します。

靴ずれ対策1.絆創膏を貼る

説明するまでもないかもしれませんが、まずは簡単な防止処置として、靴ずれしそうな部分に靴ずれする前から絆創膏を貼っておきましょう。

絆創膏がクッションとなり、皮膚を靴との摩擦から守ってくれます。

ただし、絆創膏はすぐに剝がれてしまうため、あくまでも一時しのぎとして、万が一の為にひとまず貼っておくといった感じで、気軽に使ってみてください。

ただ、貼っておくのと貼っておかないのでは実際に予防効果は全く違いますので、貼っておいて良かった〜!とホッとすることもありますので、簡単ですが効果は侮れません。

靴ずれ対策2.油分のあるワセリンやクリームを塗る

靴ずれが発生した際には、まず患部に油分のあるワセリンやクリームを塗ると効果的です。これにより、皮膚の保護膜が形成され、摩擦を減少させることができます。

ワセリンは特に、乾燥した肌を保湿し、痛みを和らげる効果があります。クリームを使用する場合は、抗菌成分が含まれているものを選ぶとより安心です。こうした製品は薬局で手軽に手に入れることができるため、常備しておくと便利です​。

靴ずれ対策3.少しでも足を休憩させる

靴ずれが発生した場合、できるだけ足を休ませることも重要です。痛みがひどくなる前に、可能な限り頻繁に休憩を取り、靴を脱いで患部を解放してあげると良いでしょう。

特に外出中や長時間歩く予定がある場合は、休憩場所を見つけて座るよう心掛けましょう。これにより、圧迫や摩擦を軽減し、症状の悪化を防ぐことができます。

靴擦れしない正しい靴紐の結び方

靴擦れを防ぐためには、正しい靴紐の結び方が重要です。

靴紐を適度に緩めることで、足の甲や足首に余計な圧力がかからず、摩擦を軽減できます。

履くときは靴紐を緩める

靴紐を結びなおすのが面倒で、最初に結んだままの状態で履いてしまうのはよくあることです。

しかし、そうすると足を入れるときに無理やり入れることになり、足に合った締め具合にならないほか、スニーカーにも負担がかかってしまいます。

履くときは一旦靴紐を緩めるのが、靴擦れしないためのポイントのひとつです。

かかとの位置を合わせる

かかとをしっかりと位置に合わせることで、正しい位置で靴紐を結ぶことができます。

かかとがズレている状態で結ぶと、歩く度にゆるんだりきつく感じたりして、足に負担がかかります。

スニーカーを履く際には、かかとを正しい位置に合わせてから靴紐を結びましょう。

履けたら靴紐をしめる

靴紐を緩めて足をいれ、かかとを合わせてから靴紐をしめることで、足にぴったりの締め付け具合に調整できます。

足の甲に合わせてきつくない程度に締め付け、ちょうちょ結びのところをギュッとしめると、緩まず安定して履けるのでぜひ試してみてください。

スニーカーでかかとが靴ずれする原因!なぜ靴擦れは起こるのか?

スニーカーで靴擦れする原因には、大きく2つの理由が考えられます。次の3つをチェックポイントとして、今のスニーカーが本当に自分の足に合っているか確認しましょう。

スニーカーのサイズが合っていない

自分の足に対してスニーカーのサイズが大きすぎると、つま先周りに余裕が出てしまいます。靴の中で足が前に滑ることでつま先周りが圧迫され、親指や小指が靴擦れしてしまい、かかと部分への摩擦も強くなり、かかとが靴擦れを起こすこともあります。

また、サイズが小さすぎても、余裕がないために足全体が強く圧迫され、靴擦れを引き起こします。
親指のつけ根やかかとだけでなく、くるぶしや足首にも痛みを感じる場合もあります。

スニーカーとの摩擦

靴と足の間に生じる摩擦も、靴擦れの原因になります。特に、新しいスニーカーは素材が硬く、足に馴染むまでに時間がかかることも。この摩擦が繰り返されることで、皮膚が擦れ、靴ずれが発生します。

さらに、適切なサイズのスニーカーを選ばなかった場合や、靴紐の締め具合が不適切な場合も摩擦が増加し、靴ずれが起こりやすくなります。

足の形に合っていない

靴ずれの原因で多いのは、足の形に靴が合っていないこともあります。

つま先やかかとの形とスニーカーの形とが合っていない場合、多少のズレであれば履いているうちに徐々に足になじんでくるものですが、新品時のスニーカーはまだ素材が固く、足になじむまでに時間がかかるので、その間に履くと靴ずれが起こってしまいます。

歩き方が負担になっている

歩き方も靴ずれの原因となり得ます。特に、かかとを強く着地させる歩き方や、足の動きが大きい歩き方をすると、靴内部での摩擦が増えます。

これにより、かかと部分に負担が集中し、靴ずれが発生しやすくなるのです。歩き方の癖を見直し、適切な歩行方法を心がけることが、靴ずれの予防に役立ちます。

スニーカーの靴ずれを予防する方法!靴擦れにならないために

スニーカーの靴ずれを事前に予防しておくことで、靴擦れしにくい環境が作れます。

靴擦れ予防にぴったりのアイテムをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。

厚めの靴下やストッキングを履く

軽い靴擦れであれば、厚めの靴下を履くことで摩擦が予防される場合もあります。

厚めの靴下がない場合、靴下の二重履きでも同等の効果が得られるでしょう。

ただし、秋冬限定の対策ですので、春夏には透明タイプの絆創膏との併用や、履き口が少し厚めになっているスポーツ用のメッシュ靴下などで代用してみてください。

厚めのストッキングも摩擦を減らすことができておすすめです。

自分の足に合ったサイズのスニーカーを選ぶ

最もおすすめの対策は、自分の足に合ったサイズのスニーカーを選ぶことです。

自分にぴったりのサイズが分からないスニーカーなら、なるべく試し履きをして、靴の中に余分なスペースができていないか、かかとやくるぶしに靴が当たってしまっていないかをチェックしましょう。

新しい靴を近所で履いてみる

新しいスニーカーを購入した際には、まず家の中や近所で短時間履いてみることをおすすめします。

これにより、靴が足に馴染む時間を確保し、初期の摩擦を減少させることができます。短時間の使用を繰り返すことで、素材が柔らかくなり、足にフィットしやすくなるのです。

かかとパッドが付いている靴を履く

靴ずれ予防には、かかと部分にパッドが付いているスニーカーを選ぶと良いでしょう。パッドがあることで、かかとへの直接的な圧力や摩擦が軽減され、靴ずれの発生を抑えることができます。

特に、クッション性の高いインソールやパッドが組み込まれているスニーカーは、長時間の歩行にも適しています。

靴ずれ防止グッズを活用する

市販の靴ずれ防止グッズを活用することも効果的です。例えば、ジェルパッドやシリコン製のクッションを使用したり、クリームを使用したりすることで、摩擦を軽減し、靴ずれを予防することができます。

これらのグッズは、簡単に使用でき、靴ずれが起こりやすい箇所を保護することができます。

スニーカーの靴擦れグッズは100均や薬局で買える

最初からしっかり防止対策をしておきたいという方に、安くて気軽に買える靴擦れ防止グッズは100均から薬局までたくさん販売されていますので、おすすめの防止グッズを紹介します。

100均 ダイソーの靴ずれ予防用のパッドは2種類

靴関連のコーナーが充実しているダイソーでは、かかとにフィットするタイプの靴擦れ防止パッドや、その他数種類のジェルインソールなども、様々に靴ずれ防止グッズを取り扱っています。
(下記写真はスライダーです。)

100均 セリアの靴ずれ予防用のパッド

セリアには、4種類ほど靴ずれ防止アイテムが販売されています。

かかとの靴擦れ防止用のパッドは、柔らかくて大きいものから、ジェルっぽい感触の透明のインソールパッドまで、様々です。

かかとの底までカバーしてくれるタイプもあり、便利なグッズが店頭に並んでいます。
(下記写真はスライダーです。)

皮膚保護用クリーム プロテクト J1

“スポーツ業界最強の皮膚保護クリーム”とも呼ばれる「Protect J1(プロテクト ジェイワン)」。

摩擦が起こりやすい場所に塗るだけで、「靴擦れ知らずになる」と話題を呼びました。クリームを塗ったあと、しっかりと乾かすことがポイントです。

バンドエイド マメ・靴ずれブロック

靴擦れ防止用の絆創膏。クッション素材でかかとなどを優しく保護。完全防水仕様で剝がれにくくなっています。

サイズ調整できる!スニーカーかかとパッド

クッション性のあるパッドがかかとをしっかりガード。高さはハサミで調節可能。粘着タイプではないため、他の靴への付け替えもできます。

スレナイン スキンプロテクト美容液

スポーツ時のウェア擦れや靴擦れなどの刺激から、肌を守ってくれる美容液。足の裏や指のマメ予防にもおすすめ。

かかとガード

発射時に特殊な皮膜を形成し、かかとやつま先を摩擦からガードしてくれるスプレー状のかかと靴ずれ防止アイテム。

10~12時間の靴擦れ防止効果が期待できます。


靴擦れするスニーカーの対処法は?

靴擦れしてしまった場合、足への対処の他にスニーカーに対しても対処をしておきましょう。

サイズが合わないと感じた場合、インソールを交換することで足のフィット感を改善し、靴擦れを防ぐことができます。

場合によっては、靴の内部を柔らかくするために特定のスプレーやクリームを使用することも効果的です。

新しい靴なのに靴擦れするのはなぜ?

春スニーカー特集 spring-sneakers-01 via GQ

新しい靴で靴擦れが発生する理由は、靴がまだ足に馴染んでいないからです。

新品の靴は、素材が硬く、足の形に完全にフィットしていないことが多く、そのため足と靴の間に摩擦が生じやすくなってしまいます。

特に、長時間歩いたり運動したりする際に、靴が足に対して適切なサポートを提供できず、結果として摩擦や圧力が発生することも。

靴が足に馴染むまでには時間がかかるため、最初の数回は短時間の使用にとどめ、足が慣れるまでゆっくりと履き慣らすことが推奨されます。

靴を足に馴染ませる方法はありますか?

靴を足に馴染ませるためには、少しずつ履き慣らすことが大切です。

新しい靴を購入したら、最初は短時間の使用から始め、徐々に履く時間を延ばしていくと良いでしょう。

また、厚手の靴下を履いて靴を履き慣らす方法も効果的です。さらに、靴の内部に柔軟スプレーを使用することで、素材が柔らかくなり、足に馴染みやすくなります。

スニーカーで靴擦れしてしまった後のケアについて

一度靴擦れが起きてしまうと、治るまでに1週間程度はかかります。

他の靴でも痛みを感じてしまう場合もあり、治るまでは嫌な痛みを引きずってしまいますので、なるべく早めにケアをしてください。

患部がを消毒した後は、更に悪化しないように絆創膏やテーピングで保護しましょう。

shoe_blister_care_cream_bandaid

また、靴擦れによる水ぶくれができてしまった場合は、

  • まず患部を清潔にしたうえで、
  • 大きなガーゼ付きの絆創膏を貼り、
  • 水ぶくれが潰れないように保護します。

水ぶくれが潰れた場合には、殺菌作用のある塗り薬でケアします。

傷口が化膿してしまった場合はは、素早く皮膚科を受診してください。

スニーカーの靴擦れは事前の予防で防げる!

試し履きをしても、あらためて自宅で履いてみたらスニーカーが大きすぎた、小さすぎたということはよくあるもの。

実査にに履いて歩き出したら、靴ずれを始めてしまった!といったアクシデントは、特に新しいスニーカーを履く時には気をつけたいです。

ニーズに合わせてさまざまな靴擦れ防止グッズが市販されていて、100均のアイテムもなかなか充実しています。

うまく活用して、痛い思いをする前に靴ずれを防止していきましょう。
SNKRGIRL編集部
SNKRGIRL編集部
神戸・東京・ニューヨークのメンバーと共にグローバルに活動する編集部メディアチーム。

このライターの記事一覧

SNKRGIRL編集部
SNKRGIRL編集部
神戸・東京・ニューヨークのメンバーと共にグローバルに活動する編集部メディアチーム。

このライターの記事一覧