堀米雄斗選手が見事金メダルを獲得した東京オリンピックの男子スケートボード・ストリート!
決勝で共に戦った世界のトップスケーター達との素晴らしいゲームの中、やはり気になったのが格好良い選手達の「スケシュー」。
様々なトリックが繰り広げられ、そのスローモーションが再生されると、ついじっくり見てしまいませんでっした!? スニーカーが好きなら、どうしても気になってしまいます。
そこで、決勝に進出していた選手達の各着用スニーカーをご紹介します!
堀米雄斗選手は、過去にもこのスリッポンタイプのSB Janoski をよく履いている様ですが、今回のシューズはSBの王道"Janoski (ジャノスキー)"を着用しての金メダル!
「Nike SB Zoom Stefan Janoski Slip Orange Label RM ISO (ナイキSB ズーム ステファン ジャノスキー スリップ オレンジ ラベル)」と似ていますが、堀米選手が着用していたものは履き口が赤だったため、別注モデルと予想されています。
色使いもシンプルなデザインですが、存在感もちゃんとある感じも格好良い。ガム・ボトム(ゴム製の靴底)なのもプラスです!
この東京オリンピックのスケートボード種目公式キットを提供していた、Nike SBのスニーカーを履いた選手は、他にももちろんいました。
まずは、アメリカ代表として出場していた王者「Nijah Huston (ナイジャ・ヒューストン)」は、自身のシグネチャーモデル「Nyjah Free 2」。
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そして、決勝の順番が最終だったフランス代表の「Aurelien Giraud (アウレリアン・ジェラルド」は、5月に出たこちらの “SB Dunk Wheat & Purple“。
持っているダンクと同じものを選手が履いてオリンピックに出場していると、なんだかテンションが上がってきます。
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銀メダルを獲得したKelvin Hoefler (ケルヴィン・ホフラー)の足元に見られた、葉っぱの様な模様のスニーカーが気になった人も少なくないのではないでしょうか。
トリックを決めるたりジャンプするたびに、靴のサイドに施されている模様が目に入るので記憶に残っています。
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そのスニーカーは、ブラジルのリオ・デジャネイロ発のスニーカーブランド「Cariuma (カリウマ)」のもの。
ホフラー選手が履いていたのは、Cariumaの”Catiba Pro”というモデルでした。
ケルヴィン・ホフラー(ブラジル)着用:Cariuma Catiba Low Canvas
Cariumaの靴は、キャンバス地に使われるコットンはフェアトレードで、1足ずつ手作り。
レザー素材を使っていても牛の飼育のために森林破壊された地域からの革を使用しない、ゴムは天然ゴムを使用し、採取した木は保存。
梱包材は100%再生利用紙を使用し、輸送は100%カーボンニュートラル、といった人と環境に配慮されたサステナブルな靴作りを目指していることでも知られています。
また、履き心地が抜群に良く、見た目も良くて、どんな着こなしにも合わせ易い、といった点でも定評があり、海外を中心に人気を博している様です。
スケートボード・ストリートの決勝で、Cariumaの靴を履いていた他の選手はこちら:
ジャガー・イートン(アメリカ):Cariuma Catiba pro high
グスタボ・リベイロ(ポルトガル):Cariuma Catiba Low Canvas
ペルー代表のAngelo Caroが履いていたシューズは、Adidas (アディダス)でした。
トリックをスローモーションで見るたびに気になっていた、アディダスのスリーストライプスが象徴的なスニーカーは、恐らくMatchbreakというモデルのスニーカー。
Gonzこと「Mark Gonzalez」とのコラボレーションでもお馴染みのAdidasのスケートボードラインには、スケートシューズも様々にラインナップしています。
アディダスのクラシックなモデルをスケシューにした様な、お洒落なデザインです。
Angelo Caro (アンジェロ・カーロ:ペルー)着用:Adidas Matchbreak Super 0WI WH/NV/SC FV5971
Red Bullのライダーでもあるアンジェロ・カーロ・ナルバエスは、スケートボードが他の国に比べてそこまで盛んではないペルーの期待の星!
フランクな解説で話題の「瀬尻稜(せじり りょう)」さんも絶賛していたので、今後の活躍にも期待していきましょう。
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Vincent Milou (ヴィンセント・ミルウ)のシューズは、GLOBEのもの。オールホワイトでシンプルなハイカットスニーカー。
ヴィンセント・ミルウ(フランス):GLOBE LOS ANGERED II GBLAII-11155
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オリンピックで正式種目として追加された初の大会となった東京オリンピック。その初代チャンピオンとなった堀米雄斗さんは、日本のスケートカルチャーやスケーターを大いに湧かせてくれ、感動を与えてくれました。
ゆえに、今回履いていたJanoski は今後も注目度が上がりそうです。
また、各選手の関係者なども身につけていて会場の至る所で見られた、Nike SBの公式キット(Tシャツやトラックスーツや帽子など)も更に話題となりそうです。
次はいよいよ女子のスケートボード!
引き続き応援していきましょう。
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